メガネの相談

　曇りのち晴れ。明け方クマゼミの合唱で起される。「巨人たちの俳句」の続きを読む。南方熊楠まで。和歌山出身の熊楠は米英各国の大学や博物館・美術館で学んだ博学の人。その巨人の俳句というので注目したが取り立てていうほどの句にはお目にかかれなかった。強いて挙げれば「トビハゼは飛び廻りつつ老ひにけり」くらいか。

　朝は、千里図書館へ小沢信男さんの「俳句世がたり」を借りに。その足で食品スーパーへ寄り、南瓜、水菜、胡瓜、桃など安売り商品を買って帰る。途中自転車がパンク。すぐまちの自転車屋さんへ。昼は出雲の生蕎麦でざる蕎麦。

　午後、吹田のメガネ屋で検眼してもらう。「遠視と乱視がかなりすすんでいるので目にあったメガネに変えた方がいいでしょう」。そりゃそうやろう。問題は懐具合との相談。ちょっと手のでん話だったので「考えときます」と言って、隣の食品スーパーで一盛り５０円のバナナと３本１００円のゴーヤを買って帰る。ああ。写真上=千里南公園で鯉釣る人、下=終わりかけの擬宝珠の花。
　　　　　　　　　　眼鏡屋の明るいレンズバナナ買う　昇龍子