ノーやん日記パート2

知事が薬売り効果てきめん

 薄雲多い晴れ。きょうは広島への原爆投下から75年。いまも高齢の被爆者が苦しみ核兵器のない世界を訴えている。被ばくを認められなかった被爆者が黒い雨訴訟を起こし広島地裁で全面勝訴した。被ばく者の訴えとそれを支える市民の運動は世界を動かしている。核兵器禁止条約の批准国は7月時点で40か国になった。あと10か国で条約が発効する。抵抗する核保有国などとのたたかいはつづく。

 あさから蒸し暑い。新型コロナの新規感染者、昨日(5日)は全国(38都道府県)で1347人。東京263人、大阪196人、愛知147人、福岡122人。米軍基地から感染者を出している沖縄も77人。新規感染者が急増している。Go Toトラベルキャンペーンの中沖縄のホテルは感染者の受け入れに難儀しているという。豊中はきのう7人増の累計172人。

うがい薬のイソジンが新型コロナに効くかもと発信した大阪の吉村知事の記者会見(8月4日)。全国のドラッグストアで品切れ騒ぎになったという。

 ぼくも薬でうがいを励行しているが、「うがいをすることである意味(?)減っていく」とか「コロナに効くかも」とかいわれるとちょっと眉につばをつけたくなる。しかし「うそみたいなほんとうの話」とか知事が、うがい薬をテレビの前に並べて「府民のみなさんに呼びかける」と言えば信じる人も多いだろう。効果てきめんだった。うがい薬が店先から消えた。驚いたね。その効き目。むかしの富山の薬売りも仰天するような話。「イソジン吉村」とか「大阪イソジンの会」という異名をとった。ある意味人を踊らす香具師。毎日のようにTVに出て「大阪モデル」とか持ち上げられ調子に乗っているが、こんな知事をなんで大阪府民はかついでいるのかと突かれると、ぼくは笑う大阪人や。写真は津雲台の夏ばらとヒマワリ。

 うがい薬並べはったり効かす知事 昇龍子

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