ノーやん日記パート2

3.11ーあの日から3年

 きょうは3.11。死者1万6千人近く、行方不明者2600人超、避難生活者いまも約26万人という東日本大震災。岩手、宮城、福島の各県沿岸部では人びとの暮らしと生業の復興を願って追悼の行事が行われた。けさの各紙は被災地の現状をレポートしている。復興住宅の建設はようやく動き出したようだがプレハブの仮設住宅住まいの10万人すべてに住宅が保障されているわけではない。経済力のある人に限られるという。WSJは被災者の心の傷痕に目を向け、津波で10人に一人がなくなった陸前高田市を取材している。被災者のストレスはいまも続き精神面のケアも復興への重要な課題という。その通りと思う。合掌。

 朝から、近くのスーパーへチラシの特売品を買いに出る。途中、千里バロック管弦楽のSさんに出会う。「ちょっと顔が…」と、手を丸くしながら言う。「いや、運動不足ですよ」。弁解する。夜桜演奏をお願いする。「検討しましょう」。実現できたら嬉しいね。お昼はうどんに納豆のぶっかけ。

 「きょうも寒いですね」「寒いの、きょうまでらしいよ」。マンションのごあいさつ。「大阪の俳人たち2」。岡本松濱(1879-1939)の章を読む。大阪市生まれ。少年時背髄カリエスの手術で右足不自由に。父の死後父祖の地和歌山の銀行員に。25歳で上京。虚子門に入り「ホトトギス」の編集に働く。経営ピンチで帰阪。新聞社を創設し大正デモクラシーを謳歌するが、治安維持法の発布を機に俳句界に復帰。「人事作家」と蛇笏に評され「寒菊」を発刊。「人事俳句は客観写生ではない」との批判が起き、調整の煩わしさから廃刊。「定本岡本松濱句文集」(富士見書房刊)を残す。富田屋へ鯛百匹や帳始/絹着たる馬の主や摩耶参/秋深き雨夜を光る体温器。(写真は上中下とも千里南公園の梅林)
          烏も啼くよ東北地震の三周忌 龍尾
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コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}だれしも好き嫌いがありますから何とも言えませんがお昼の納豆ぶっかけうどん、きざみねぎにもみのりもふりかけました。船場の反物屋のアルバイトのときの食事よりはましです。
fm
私もあの日は仰天しました。この寒い3月に水につかり、酷い目に遭われたものです。。この災難がいつわが町を襲わないとも限りません。

今日穴子巻を買いました。旨かったです。きしめんのぶっかけも食しましたが、少しずつ味が整ってきたのかなあ。何事も体験ですね。納豆のぶっかけはどうも自信がありません。
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