朝食後、ペットボトルと花挟、老眼鏡をもって千里西町の千里局花壇へ。当番のMさんが先着して水やりをされている。ぼくは周辺のモク拾いと清掃。そして花壇を一瞥。外周のマリーゴールドは元気。だが真ん中の密植部分が草臥れている。よし風通しをよくしてやろう。バッサバッサ刈りこむ。ひょいと西側を見るとペンタスの若い株に黒い芋虫がへばりついている(写真上)。身長4~5㎝、胴周り1㎝。ありゃっ!茎まで食ってる。ひどいどお。つぎつぎ摘み出す。裁判なしの捕殺。北側の花壇はどうかな。見ると、もっとすごい。ムシリタカリ。阪神タイガースのような黒い胴体に黄色い縞模様をつけた17匹を現行犯逮捕・処刑。したがペンタスの苗は30コほどが全滅。気持ちが落ち込む。連絡帳に事の次第を書き込み千里東町公園へ。
ああ、ここは天国やなぁ。千里阪急ホテルの北側にある小公園。元国立民族学博物館長の梅沢忠夫氏が「千里ぐらし」の中で「ガタロ(河童)が出そうな池」と言った池。いま睡蓮が咲く小さな静寂の世界(写真下=反射光で白っぽく見えるが実像はピンク)。「宗教的世界」と言えるかもしれない。ぼくはここで深呼吸する。喧噪の千里中央のすぐ隣にある不思議な空間。気持ちが安らぐ空間いうのは人それぞれにあるのだろう。
帰宅して午睡。ペンタスの葉茎を蚕食した芋虫について調べたが、分からない。「ペンタスにつく害虫の心配はない」が、ネット情報。それ、間違いですよ。これはぼくがきょう体験した実話ですから。午後からの蝉声は油蝉。法師蝉のこえ聞かず。
寸胴の芋虫花を盗み食い 愚句
摘み出す芋虫いややと跳ねくねる 同
睡蓮の恥じらうごとく池の端 同
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ノーやん
fm
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