ノーやん日記パート2

緑陰の納涼

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 曇り。ときどき日が差す。けさもクマゼミの大合唱。30度を超す真夏日がつづく。きのうは、「大暑」だった。午前中、如儡子原著渡辺守邦訳「可笑記」と川口久雄著「和漢朗詠集 全訳注」の解説部分を斜め読みする。

 「和漢朗詠集」はかねてから探していた古本。安いのがあったので買った。平安朝の文人官僚・藤原公任による王朝アンソロジー。白居易の詩もかなり採録されている。日本の春夏秋冬の移り変りをうたった作品集だが唐詩も王朝の宮人のこころに響いたのだろう。

 上巻夏に「納涼(だふりゃう)/青苔の地上に残雨を銷す/緑樹の陰の前に晩涼を逐ふ 白」がある。「白」は白氏文集からの意。部屋の中にいると風が通って涼しいが外は暑いやろな。と、思いながら昼は出雲の生蕎麦を湯がきざる蕎麦。

 午後、玉ねぎ、人参、小松菜など野菜を買いに食品スーパーへ。ついでに千里こぼれび通り(写真下)と千里東町公園の長谷池(写真上)をのぞく。緑陰に涼を求めてベンチに座る。
         緑陰に花のポットが所々 昇龍子
          

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}ありがとうございます。
fm
「緑陰に花のポットが所々」

上の緑陰の写真は良いですね。よく撮れています。佳作!横長に撮れたらさらによいです。
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