ノーやん日記パート2

わがまちの新「発見」

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曇りのち雨。部屋に籠って「漱石・子規往復書簡」「脳と音読」「子米朝」をかわるがわる“お手玉”読みする。米朝師の息子「米團治」師の小米朝時代の「失敗談」は面白いが身につまされる。若いころはひどい「物忘れ」症だったらしい。漱石の「古往今来切って血の出ぬ海鼠かな」は、聞き覚えのある句だが漱石30歳の時の句であることを知った。季語は海鼠。冬。

 それが許されるなら、愚老が2日前にスーパーで買った酒の肴、一本200円の蛸の足も句にできるで。「酢醤油に切って血の出ぬ蛸の足」。イカそうめんの醤油もええけどな。赤海鼠はちょっと高級。蛸も烏賊も夏の季語。俳人は酒好きが多いようだ。米團治師が大のモーツアルトファンであることを知り親しみを覚える。
  
 わがまちに徳川幕府の火薬庫があったことを先日の生態観察同好会で初めて知った。服部緑地公園内円形花壇の東側に「長興寺焔硝蔵場跡」の看板があった(写真下)。1733年(享保18年)に幕府が築いた大坂城鉄砲奉行支配焔硝蔵の跡という。「夏の陣」で豊臣氏が滅亡して1世紀以上経った頃の史跡。土塁の一部が保存されている。長興寺村と寺内村に敷地があったというからかなりひろい面積だったのだろう。写真上は、紅葉の増す千里のまちの寸景。

右左カーブミラーの紅葉かな 龍尾
羽根つけて木の実舞う空追う爺 龍尾
ながながと柿の渋抜く技教え 龍尾

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}バイクと読みましたか。残念。Bicycleでした。けどバイクと読みとって頂いても結構ですよ。俳句にはときどき引っ掛け技もありますから。
fm
「右左カーブミラーの紅葉かな」

今日は張り切ってバイクで空を切っていますね。ヘルメットは着用していますか。
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