「南海トラフ」。四国の南の海底4000メートル級の深い溝。大陸プレートと海洋プレートがぶつかり合うところで100～200年ごとに巨大地震を引き起こしている。その南海トラフで発生するマグニチュード８～９の巨大地震が今後30年間に６０～７０%の確率であるという。政府の地震調査委員会が２４日、予測値を発表した。3.11東北大地震の10倍の被害が予想されるという。最悪の場合、静岡、和歌山、高知、宮崎、、三重、徳島、愛知、愛媛では1万人を超える死者が想定されている。わがまちは、死者7700人。とてつもない被害予想の大地震や。しかし備えはない。
カラスが佐渡のトキのヒナを“殺害”したというニュース。自然保護管事務所のビデオで判明した。２３日午後２時半ごろの出来事だった。２羽のヒナは懸命に抵抗していた。黙とう・合掌。
橋下・大阪市長は「慰安婦」発言で連日抗議の声に包囲されている。市長はタレントではない。市民を代表する公人である。自身の言動に無責任ならば市長職は失格である。それがまかり通るのは大阪の恥でもある。世界を騒がせた責任を感じ、いさぎよく辞任することを勧告する。
ところが、B社のネットニュースコメントを見ると「本音の正論だ」「全面的に正しいと思っている」など、“橋下フィーバー”や。情けないね。日本社会にはヘドロのような部分が残念ながら残存する。「日本維新の会」の英訳は「Japan Restration Paｒty」だそうだが、直訳すれば「日本復古党」。アンシャンレジームの復活党と意訳しても間違いはないだろう。変なヘドロ。これを浄化する日本社会の激震は起きるのか起きないのか。愚老は前者に期待する。日本社会の汚れはバラの芳香で浄化したい(写真上=二ノ切池公園の薔薇、下=中之島公園入り口の薔薇)。
花終えて草茫々の冷素麺 龍尾
