ゴッホの要請を受け入れたゴーガンとアルルの黄色い家での共同生活の様子が描かれる。両者の性格や絵の考え方の違いで衝突し、強度の精神錯乱状態に陥ったゴッホが耳切り事件を起す。ゴッホの耳に包帯巻きした自画像を思い起こしながら、ローカル紙などで再現された事件のようすを読む。ゴッホは住民からも危険視され“追放”される。アブサンの飲み過ぎのアル中だったのではないか。冷めた目で世間を見るゴーガンはアルルを離れパリへ戻る。弟が結婚する。というところで上巻は終わった。下巻がないのでアマゾンで注文した。1円の本。郵送料が257円。
千里南公園の沼杉=ラクウショウが青い実をつけている(写真上)。ヒノキ科。みどりの葉も実も枯れる季節が巡り來る。冬になると絨毯を敷いたように路面に散る。それでも樹は死なずいのちを再生する。風の音もなく千里みどりのさんぽみちを人は無言で歩く(写真下)。小鳥たちは相変わらずあちこち自由に池の周囲を飛び回っている。みどりの森で深呼吸しよう。
緑陰へ老人誘う落羽松 昇龍子
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ノーやん
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