朝、B、D花壇に水やり。黒白のブルドッグをベビーカーに乗せた美人に出会う。「おはようございます」「蝉がすごいですね」。乾いた地面にビー玉が入るくらいの蝉穴がまるで機銃掃射の痕のように点々と連なる。子どもの頃トウジンソウとよんでいたジニア(ヒャクニチソウ)が花壇に彩を添えている。ケイトウもカラフルな花を穂状に咲かせている。ひまわりも遅まきながら3つ、4つ咲き始めた。マンションの西側にあるため西日しかあたらないひまわり。花も全部西側を向いている。猛暑のなかを頑張る花たちにも拍手しよう。
鶏頭の十四五本もありぬべし 子規
正岡子規が病床から、庭に真赤に咲く鶏頭の群落を見て詠んだ句。燃えるように咲く鶏頭から元気をもらったのだろう。高浜虚子は評価しなかったが斎藤茂吉がこの句を賞賛したという。気持ちが分かるよ。
昼はパスタ。貰いものの玉ねぎとドウババジル、パプリカを使う。玉ねぎとバジルはみじん切りしてケチヤップと水少々で炒める。きょうはちょっと元気が出るかな。午睡せず町内を徘徊する。陽に当たると目が疼く。なにくそっ。
蝉穴の機銃掃射にさも似たり 愚老
鶏頭もカラフルな花穂世が変わる 同
近ごろの人の目古りぬ百日草 同
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ノーやん
fm
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