ノーやん日記パート2

太平洋戦争開戦72周年

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 晴れのち曇り。朝、老人会の役員さんが島根県産キヌムスメ・産地直送米を配達してくれた。「お世話様です」。きょうは日本が日中戦争をエスカレートしアジア・太平洋地域に戦火を拡大した太平洋戦争開戦の日。ぼくは満一歳と九カ月の赤ん坊だった。だからなにも記憶にないが、国民はラジオの臨時ニュースで開戦を知らされた。けさのマンションのさざんか(写真上)のように家の庭にはふだんと変わらず美しい花を咲きこぼしていたのだろう。

 国会で秘密保護法の強行劇があったきのうのきょうである。いやがうえにも72年前とダブってみえてくる。戦争は国家の「秘密保護」とワンセットになっていた、“知らしむべからず寄らしむべし”と。しかし、歴史は単純な繰り返しではないだろう。戦争への道を歩もうとする反動のバネはもろく壊れやすい。

 枯葉は落ちて新しい芽を吹く。これから芽ぶきの季節を迎える。去年のこの日、ぼくは「火事止める訓練ありや人の息」の駄句を詠んだ。人の息はしだいに大きくなっていく。なりつつある。夏の花ジニアが冬のいまも桃山台駅のホームに咲いている(写真下)。

ふるさとの新米届く人の息 龍尾
出征の記念セピアの開戦日 同

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%うれしいwebry%}この戦争で家を焼け出され逃げまどった恐怖がいまも尾を引いています。ぼくは親にもノータリンと言われましたが戦争は絶対ノーです。
fm
太平洋戦争が始まったのですね。唯一の誇りが士族出身であり、私の名付け親だった祖父だけが終戦間際まで張り切っていたことを思い出します。

ただいつまでたっても自分の名前が書けないノータリンの私には落胆し、姉に希望を託していたようですが...
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