猛暑をすごす法

　曇り時々晴れ。猛暑が続く。クマゼミに起される。出窓のホオズキに水をやる。朝食はトーストパンにマーマレードとスライストマトを載せて低脂肪乳をコップ一杯。玉ねぎスライスとサラダ菜、枝豆のポン酢、バナナ半分カットして。ヒラリー・ハーンのメンデルスゾーンバイオリン協奏曲ホ短調を聴きながら。その間、蝉声は聞えない。昼は枝豆とオクラのパスタ。

　引き続いて「和漢朗詠集」を読む。白居易の「晩夏　竹亭に陰会うて偏に夏に宜し　水檻に風涼しくして秋を待たず　白」の詩。竹林に囲まれた亭は夏の暑さを避けるにはもってこいという。そんなところがあればいいに違いない。しかし現代は外も蒸し暑い。きょうも外出せず、部屋で音楽を聞いたりダイラケの漫才を聴いたりして猛暑をすごす。写真上=千里中央高層マンション脇のサフィニア、下=千里南公園沼杉下のベンチに涼む人。
　　　　　　　　　　朝食はメンデルスゾーンとトマトサラダ　昇龍子
　　　　　　　　　　ばらばらのバナナひと山叩き売り　同