ノーやん日記パート2

山茶花

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 晴れ。朝、花壇に出る。「おはようございます」。土は十分湿っているし霜の心配もない。パンジーは花がらを摘むほど咲いていないので下葉に黄ばみが出たのをとるだけ。「いつもきれいにしていただいて。朝、このお花を見て(車椅子で施設に通っている)主人と話しているんですよ」。花を付けているのはいまのところストック。そういわれるとうれしい。手抜きはできんぞ。身が引き締まる。この寒い時期になんで山茶花は咲くんやろ?

お昼はパスタ。湯がくとうどんぐらいの太さになる。出し汁で食べられるかな。ふと思う。プルンプルンする。箸ではアカンやろな。「箸でもいけるで」という人。ぜひご教授願いたい。食後、千里中央へ買い物やら俳句の添削やら野鳥観察やらうろうろする。

 俳句は出句した4句どれも選外。詩の感性と緊張感が乏しいんや。そう思う。けど、開き直ってわが生きざまをありのまま表白する“駄句”を続ける。自然に触れ合うぼくの心をありのままに。薄揚げやかまぼこを買って千里中央公園へ。ピンクの山茶花に目が留まる(写真上)。山茶花はすでにあちこちの垣根で花弁を散らしている。なぜかピンクの山茶花が新鮮に感じた。

 山茶花は日本原産の花。ツバキに似ているが花弁がバラバラに散る。野生種は四国の南部、九州、沖縄に分布する(湯浅浩史著「花の履歴書」)。生け垣でめじろやうぐいすが行き来するのをよく見る。中国では山茶花は椿のことらしい。花は謎がいっぱい。脳がくらくらし痛みを忘れる。

山茶花の桃色散るや頬染めて 愚老
山茶花の冬に咲く謎誰ぞ知る 同 

コメント一覧

ノーやん
https://55926699.at.webry.info/
{%笑いwebry%}真冬に木の周りに赤や白の花弁が散っている姿は人目をひきます。
fm
「山茶花の冬に咲く謎誰ぞ知る」

私が少年期を過ごした家には山茶花がありました。今住んでいるマンションにも山茶花があります。すこし時代を反映してか派手になったような気がします。私はひっそりとした山茶花に思い入れがあります。
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