男と女について

「統一含蓄」と「発動化成」という言葉があります。お聞きに

なったことはあおりでしょうか。

「統一含蓄」とは、木で例えると、根であり幹であります。

その木の存在そのものを成り立たせていることです。根本です。

「発動化成」とは、言わば、枝であり葉であり、実であり花で

す。木の対外的活動を行っている部分です。光合成を起こして

酸素を供給します。受粉により実をつけ、これを動物に楽しま

せ、種により次の世代を残していきます。これを一般的に

人間に例えるとどうでしょうか。易の世界では、通常、女性が

根本的な存在として考えいます。男性の「発動化成」を支えている

「陰」の存在でありながら、子供を生んで育ててく根本です。

男は、社会に出ていろんな活動をしていますが、「陽」の存在

ですが、それは女性の家庭における支えがなければ成立しません。

柳沢大臣の発言がクローズアップしている昨今ですが、大臣も

易を勉強すれば、ああいう発言はしなかったかもしれません。

　アメリカでは、ヒラリー・クリントン議員が史上初の女性大統領

となるか注目されています。ビルが大統領の時は、支えていました。

今度はビルがヒラリー支えいます。ですから現在は、ヒラリーが

「発動化成」、ビルが「統一含蓄」となります。易では、陰陽は

一体で、かつ相対的なものです。場面と場合によって、変化し、

言わば逆転することがあります。「統一含蓄」と「発動化成」が

一体であり、それが「陰」と「陽」であるということです。