面白かったのは徳川家や、薩摩藩財政再建の立役者・調所広郷の子孫たちも演壇に立ったことでした。徳川さんは「歴史を動かしてきたのは、いつの世も鹿児島だった」、調所さんは「(ことの良し悪しを現実的によく判断して)、時には撤退もしたのが西郷さんだった。(脱原発推進という意味で)向原さんこそ現代の西郷さんではないか」というようなことを話しました。
心配された雨も降らず、開会時間が近づくにつれて参加者はじわじわと増えました。数百人は集まったのではないでしょうか。特に組織を持たない向原さんだけに、個人の意思で集まったような人が目立ちました。これに好感を覚えました。
先日、ある飲み屋のカウンターで知り合いのお医者さんと隣り合わせになり、自然と知事選の話になりました。8年前は懸命に伊藤氏を支援したというこの人が、今回は向原さんに投票するもよう。「伊藤さんは、あまりにも鹿児島になじまなかった」と。
また別の知り合いの医師は、「向原氏を是非よろしく」とのメール作戦を開始したとのこと。「冷たく事務的な知事より、県民と一緒に歩いてくれる温もりのある県政を」と。
いくら多くの組織が組織として推薦しているといっても、投票所で貴重な一票を投じるのは個人なのです。だれも個人まで縛ることはできません。
個人の意思で参加する人が多かった6月30日の集会を見ていて、希望を感じました。個人に訴えかけ、個人の心を突き動かす候補こそが、新しい知事にふさわしいのです。
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