能勢謙三の鹿児島まち案内日記

1545 継続審査という無責任

おいじゃがさん、ありがとうございます。その日、市民文化ホールに行く人が多いと思ったら、そうだったんですね。おそらく浜崎あゆみライブの日程の方が先に決まっていて、大河ドラマ「西郷どん」直前トークショーは後で割り込んだと思われます。だとすれば主催の鹿児島市は、開催日時をずらすなど「先客」にもっと気を使って欲しかったですね。

22日は、12月定例鹿児島市議会の最終本会議が開かれて、私が提出していた陳情「鹿児島中央駅東口バス乗り場の改善について」が継続審査扱いになったようです。
やっぱり、という印象です。まず総務消防委員会で意見陳述に臨み、最初の審査を傍聴した際、議員にも市職員にも既にやる気のなさを感じたからです。同じ趣旨の請願を前年に出した時と変わらないな、と直感しました。
現場での6年半の案内を通じて私が実感した「わかりにくい」「迷う」「戸惑う」という客の実態を、この人たちは信用しないのです。わかろうとしないのです。
陳情は、改善へ向けて関係機関(県バス協会)に協議を促して欲しいという、ただそれだけの内容です。直接の当事者でない議員や市職員に何かを直接求めているわけではないのです。
それなのに、この人たちがこんなに消極的な姿勢なのが私には理解できません。あまりに無責任ではないでしょうか。鹿児島中央駅東口でバスを利用する客は、大河ドラマ「西郷どん」が始まる来年以降さらに増えるのが目に見えています。このままでは、鹿児島はきっと評判を落とします。

今本会議では、鹿児島市との合併前はあった桜島フェリー島民割引の復活を求める陳情も継続審査とされました。意見陳述の日、この陳情の提出者とたまたま控え室で一緒になり、島民の切実さを知りました。この男性は「合併して良かったことはほとんどない」と話していました。

22日は、天文館ミリオネーションが点灯されました。市民みんなの公園空間を前後合わせて3ヶ月も犠牲にして行われる、とんでもないイベントです。億の税金もかけて。

鹿児島市のお金の使い方や姿勢、これでいいのでしょうか。

3月には、大動脈である国道10号を日中長時間止める、ばかげたマラソン大会も開かれます。


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コメント一覧

しんいち
『西郷どん』(鹿児島市、NHK共催)へ行きました。
市民文化ホールの駐車場は満車、周辺道路(陸上競技場周辺)も車であふれていました。
イベント自体は、とても楽しいものでした。
地元出身の沢村一樹が特別ゲストで出演して、彼の鹿児島弁に会場は盛り上がっていました。
ハム6オジサン
継続審査ですかああ。。。あーあ。。ですね。
来年、鹿児島県外からの客が鹿児島中央駅で迷い、「なーんだ。。」とか「こんなので鹿児島は・・・」という印象を持たれて、リピートで訪ねてくる人が少なくなりそうに思います。継続審査は、いつを期限に審査するのでしょうか?期限が明らかにしないので、動きが悪いのではないでしょうか?問題点を提示して、改善方法案も示していても、継続審査ということつまり動かないということには、納得出来ませんね。
「民」の意見を汲み取らないのは、先々破綻しそうに思いますね。
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