能勢謙三の鹿児島まち案内日記

子供が浴びせた言葉 こぼれ35

 鹿児島市上町地区の、ある小学校前の歩道を正午ごろ通りかかった時のこと。校舎の上階から男の子が叫んだ。「変なおじさん、変なおじさん」。
 他に人はいなかったので、自分のことだと思った。だが声の方を振り返るでもなく、そのまま通り過ぎようとしたら、「たばこ吸うなよ、たばこ吸うなよ」と背中に何度も大声で浴びせかけるではないか。
 いくら子供とはいえ、失礼ではないか。見ず知らずの大人に、こんな言葉を浴びせるなんて。
 歩きたばこをしたのが悪かったかもしれない。だが校舎真下の歩道ではなく、道路向かいの、校舎から離れた歩道を通るなど配慮をしたつもりだった。
 そのまま学校に乗り込んで、校長か教頭に「子供たちに、いったいどんな教育をしているんですか」と尋ねようか、とも思ったが。大人げない、とやめた。
 そもそも学校教育ではなく、親を映しているのかもしれない。見ず知らずの人に対する接し方、たばこについての考え方等など。
 毎日のように街を歩いていると、いろんなことを見聞きし、体験し、そして考えさせられる。
 

 
 

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