大晦日は、紅白を耳で聞きながら、まち案内用のバス時刻表を作り直していました。
これまでの時刻表は、頻度の高い順から随時書き加えていったため、順不同だったり、書式が統一されていなかったりして整理されていませんでした。また足りない情報もありました。案内を重ねるうちに、どうしても把握しておかなければと感じる路線の時刻もわかってきました。
今回作った時刻表は、鹿児島中央駅バスターミナルの出発時刻を、乗り場順に整理、充実。中央駅を経ない便までスムーズに案内できるよう、中央駅隣の加治屋町発(国道3号方面)と、天文館発(仙巌園経由の国道10号方面など)の時刻もまとめました。
例えば、加治屋町から中央駅を経ずに国道3号へ向かうバスをおさえておかなくては、と思ったのは、中央駅で川内、串木野、伊集院、犬迫、皆与志方面のバスを尋ねる人が多かったからです。
天文館から乗れる仙巌園経由の路線バスをおさえておかなくては、と思ったのは、天文館で「仙巌園へ行きたい」という質問を県外客から少なからず受けたからです。これまでは、少し離れた所にあるバス停(ザビエル教会前)から周遊バス(シティービューか、まち巡りバス)に乗るよう案内していましたが、天文館からすぐ乗れるに越したことはありません。
いずれにしても、客の要望に、その場ですぐ応えられるように、と考えたのです。
さて、耳だけで聞いていた紅白でしたが、思わず目を向け、釘付けになったのは美輪明宏のヨイトマケの唄でした。これこそ魂の歌だと感じました。美輪さんの人生を、考えを丸ごと投げつけられた思いがしました。体と心に、ドスッとこたえました。
それにひきかえ、AKBだの何だの、いったい何なんだろうと思いました。幼稚園や小学校の発表会や学芸会じゃあるまいに。
AKBに代表されるように、グループ出場の目立つ紅白でした。彼女たちや彼らの歌が全然心に響かなかったと言えば、あんまりでしょうか。
歌手は基本的に1人で勝負すればいいのに、といつも感じています。しかも歌そのもので勝負して、と。
紅白は、どこまで学芸会化していくのでしょうか。63歳になったというのに。
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