能勢謙三の鹿児島まち案内日記

3727 イヤな時代

イヤな時代になった。マイナ保険証に加えて、来年3月からはマイナ免許証も登場するという。スーパーに行けば、セルフレジ。銀行や宅配業者の窓口、またレストランに行けば、タブレットによる手続きや注文を求められる。バス・電車に乗れば、クレジットカードによるタッチ決済を暗に勧められる。
スマホやパソコンが苦手で、クレジットカードも持たない対面・現金派の私にとって、世の中は不親切で不便になりつつある。私が時代遅れなのだろうが、社会に分断を生むような世の中が果たして幸せなのだろうか、と思う。
政界を見ると、国も地方も依然として自民がふんぞり返り、対抗すべき野党はまとまりきれない。おかげで重要な問題が国会を無視して閣議決定でどんどん進められ、危なっかしい軍拡や原発利用が推進される。
「かせぐ」農業が重視され、小農の大切さが軽視される。国民に投資が勧められ、得をすることばかりがもてはやされる。AIか何か知らないが、人が機械に支配されつつある。
権力者にものを言わず、忖度する国民が増え、おかしなことがまかり通る。裁判所まで「三権分立」を放棄したような裁判を行う。
イヤな時代になった。だからこそ、おかしなことにはおかしいと言い続けたい。
日置市東市来町の江口浜(12日撮影)。


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コメント一覧

まだ30代
もうすぐこんなイヤな世界とは縁が切れますよ!
ガヤマス
毎日、お疲れ様です。
マイナカードは実に腹立たしいです。河野一郎大臣のあの見下ろすような態度でこんな半端モノの制度を強行しようとする国のあり方とは何か? 相変わらずの国家主義です。戦前回帰派の台頭、世襲政治家のうごめき、アメリカも二極化で分断が激しくなっているといいますが、日本も二極化していますね。
けしからんのは、甘いセキュリティーのマイナカードを恥ずかしげもなく普及のため手段を選ばずに強制している態度です。データ入力を請け負った企業の資格にも疑念があり、さらにその企業が勝手に中国下請け会社へ下請けに出していて、データが他国に漏れていたのに責任を取らずにいる政治家、官僚とはなんなのでしょう。呆れてモノが言えません。
最近、日本は世界から注目されている的な自画自賛ニュース、動画が目につきます。なんだか足元から崩れている気がします。
日本人は他国からの評判ばかり気にせず、あるべき姿を真摯に行うという原点に戻るべきではないかと思います。
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