現に、期間限定で東口に特設された観光案内所の状況を毎日見ていますと、「観光」よりも「交通」情報を求める客が多いようです。
鹿児島市交通政策課によると、ここに公共交通案内所の設置を検討はしているそうです。実現のあかつきには、今現場で日々案内をしている私たちの意見をぜひ聞いて、参考にして欲しいものです。例えば事務所の向き、窓口の向き一つ大事です。今の特設観光案内所は、これらの向きがバス乗り場を向いていないのが難点です。即座に乗り場の方を指差して案内、というわけにいかないのです。
案内は、案内板や案内図・パンフではなく、人が現物を指差して、じかに案内するのが一番だと思います。
先日のブログでガヤマスさんが評価していた高見馬場バス停の案内板。確かにスッキリとしている
同
近くの鹿児島中央ビル内のテナント案内板もよく整理されている２０１８年４月４日（水）晴れ。
１３時１５分 鹿児島中央ビル前の高見馬場バス停で夫婦「広木へ行くバス」。時刻表を指差して、これとこれとこれが行きます。一番早いのは３２分発の２５番線ですね、と案内。
●店情報 東千石町、レムホテル１階に「カフェ＆バー Ｃｆａｒｍ（シーファーム）」が４日オープンした。
東千石町。電車通りと天文館はいから通りをつなぐビル通路。こんな街の抜け道を探訪するのも一興だ１４時１４分 鹿児島中央駅東口のバス乗り場等総合案内板（以下、総合案内板）前で老男性「１５は？」。あそこですが、どちらへ行かれますか？ 「県庁」。でしたらあの１５番乗り場から１６番線に。もうすぐ来ます。向こうの横断歩道を左へ渡ってください。
１４時２７分 東口エスカレーター下で西洋男女「フェリーターミナル」「屋久島へ」。
１４時２８分 同所で夫婦「１６は？」「加世田へ」。
１４時３３分 東口通路で夫婦「市内を回りたい」。
１４時３４分 ５番乗り場で待つ先の西洋男女に、この４０分発のシャトルバスですと時刻表を示して再案内。白いバスです。２つ目の高速船ターミナルで降りてください。
１４時３５分 同所で婦人「ドルフィンポート」。
１４時３７分 総合案内板前で男性「空港。時刻は？」。
１４時４０分 ５番乗り場に到着したシャトルバスに、先の西洋男女とドルフィンポート行き婦人を乗せる。
１４時４５分 ４番乗り場で老男性と男児２人「鶴丸城跡はどこで降りれば？」。
１４時５０分 東口特設観光案内所で男性「寺山公園へ」。バスで２つのルートがあります。三州原学園前か上之原でバスを降りて、ちょっと歩かねばなりません。上之原へは、中の１３番乗り場から市営６番線上之原行きに。「そこからどのくらい？」。１５分くらいでしょうか。
１４時５３分 同所で婦人「教育センター」。免許でしょうか？ 「はい」。今からでしょうか？ 「はい」。でしたら１６番乗り場から１５時発４番線に。イオン経由慈眼寺団地行きです。１６番乗り場が見える所まで誘導。
１４時５８分 東口エスカレーター下で夫婦「あと２時間あるが」。４番乗り場から１５時発シティビューを案内。市内を８０分で回って戻ってきます。乗りっぱなしで１９０円です。降りるときにお払いください。
１５時１１分 ６番乗り場近くでアジア系男女「南埠頭」。５番乗り場へ誘導。２０分発シャトルバスを案内。
１５時１２分 総合案内板前で男性「鹿屋」。
１５時１５分 ５番乗り場でアジア系男性「桜島」。
１５時１６分 ４番乗り場近くで男女「北埠頭」。
１５時１９分 総合案内板前で男性「福岡」。
１５時２１分 ５番乗り場近くで若い女性３人「イオン」。
１５時４８分 ４番乗り場で婦人２人「回りたい」。
１５時４９分 ５番乗り場で男性「奄美」。
１５時５２分 ４番乗り場で一家３人「維新ふるさと館へ」。
１５時５３分 ４番乗り場近くで沸き女性２人「与次郎へ」。
１５時５４分 総合案内板前で母と娘「修学館へ」。中の１７番乗り場から、市営１３番線か鹿児島交通７４番線に。「時刻を知りたかった」。手持ちの時刻表を開いて見せる。
１５時５９分 同所で男性２人「与次郎へ」。
１６時００分 同所で若い女性２人「中山」。
１６時０１分 同所で男性「空港」。
１６時０２分 同所で女性２人「空港」「チケットは？」。
１６時０４分 同所で男性「空港へ」。
１６時０５分 同所で男性「山形屋は？」「歩くと？」。
中央駅東口地下通路１６時１１分 ４番乗り場近くで女性「空港へ」。
１６時１５分 ５番乗り場で老婦人「北埠頭」。ここから２０分発シャトルバスに。終点の水族館前で降りて、ちょっと歩いてください。「ターミナルに上らないと？」。いいえ、地上をそのまま海の方へ。中央駅から北埠頭行きが少ないもんですから。
１６時１６分 総合案内板前で男性「天文館。市電で」。
１６時２５分 東口エスカレーター下で知り合いのタクシー整理員と立ち話をしていたら、１５時ごろにここでシティビューを案内した夫婦が声をかけてきた。「行ってきました」。戻ってこられたようだ。よかったです。
