写真が不鮮明なのは、性能の悪い古い携帯電話で撮影してこのパソコンにメール送信しているせいだと思います。ご迷惑をおかけしています。
東日本大震災から今日、11日で2周年です。2年前の今日の夕方、私は鹿児島中央駅東口にいました。翌12日の九州新幹線全線開業を前に、アミュ広場でプレイベントが予定されていました。新聞記者として、大震災はもちろんですが、地元で行われるプレイベントがどうなるか気になったのです。
開会予定時刻を過ぎても始まらず、やがて「中止」が知らされました。こうやって九州新幹線は、翌日静かにスタートしました。そしてその月の31日には、私は新聞社を定年退職しました。
下の写真は中央駅東口のバスターミナルにあるバス等総合案内板です。このブログで毎日のように登場する場所です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/e3/380bfd7a2bf02c9f42abb471ff9d4234.jpg)
バスターミナルを野球場に例えるなら、バス等総合案内板はホームベースにあたる要の位置にあります。このため、多くの「迷い人」がここに集まります。駅2階コンコースにある総合観光案内所でいったん案内を受けた人たちも少なくありません。案内所とバスターミナルが離れているので、いざ現場に来るとまたわからなくなるのでしょう。
迷う原因には、空港行きのバスや県外向けの高速バスの乗り場が「場外」にあることもあります。ほかに、市内の南西部地区の団地などへの路線バス乗り場も「場外」にあり、悩ましさを加えています。
大震災の復興とは違い、ちょっと工夫すれば改善されるのに、とこの2年間思い続けてきました。でもこの2年間、何も改善されませんでした。これからも粘り強く訴えていくしかありません。