9時半~13時半 東千石町の天文館ビジョンホールで「第12回全国路面電車サミット2015鹿児島大会」が開かれる。北海道から九州まで全国の路面電車愛好・支援者と事業者100人余りが集まった。
来賓あいさつ、鹿児島市の芝生軌道紹介の後、25団体から近況報告があり、最後に全体で意見交換した。
それによると、札幌で環状線、福井で相互乗り入れの工事が進められている。宇都宮では新年にLRT(ライト・レール・トランジット)が着工する。
全体会議でコメンテーターを務めた私は、「路面電車に直接かかわってはいないが、日々の案内で市電も案内するという意味で間接的に大いにかかわっている。軌道緑化などで評価の高い鹿児島市電にも、中央駅前電停の場所がわかりにくい、天文館電停の安全地帯の幅が狭い、鹿児島駅前電停の発車合図がわかりにくい、電停通し番号がわかりにくい、など課題がある」と問題提起。より利便性を高めるために、深夜までの運行、座席の前向き化、専用信号の増設、中央駅前電停に案内係常時配置などを提案、「よりわかりやすくすることが肝心」と強調した。
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夕方、車で五位野方面へ。鹿児島中央駅で時々尋ねられる谷山港(種子島・屋久島行き貨物フェリーはいびすかす出港)に、JR五位野駅からはどう行けばいいのか、どのくらいかかるのか確かめる。
その結果、五位野駅手前200メートルくらいの所から国道を左折。細い道を道なりに進むと、急な下り坂を経て、海岸沿いの産業道路に出る。産業道路から港は近い。駅からの距離は約3キロだった。歩くと40分くらいか。
五位野駅手前の坂之上駅からだと、もう少し距離がありそうだ。ただ、駅から港までの経路は、坂之上からの方がすっきりとしてわかりやすい。五位野からはちょっと寂しく危なげな所がある。客にどっちを勧めるか、ちょっと悩ましい。