まずはLIAT．．ライアットと呼ぶそうだ..
カリブの島々のローカル輸送に以前から特化した航空会社である。
今日紹介する下述のフランス系エアーカリブとイギリス系の
カリビアンエアーラインズも提携輸送を任せている会社でもある。
日本は末端までJAL/ANAの系列輸送なので分かりズらいけど..
カリプの島々へはどんな大手も最後はLIATで決まりね．．という感んじかな..
日本はこんなスタイルが無いけど..アメリカの末端ローカル輸送は
こんなスタイルが多い..ただし大手はメンツがあるので
コンチネンタルエクスプレスや
デルタエクスプレスやユナイテッドエクスプレスなど
表向きの名前はあるけど実態は．．地域専門会社一社で3社を扱っていたりする。
そんな感じみたい..
アンティグア拠点だけど
北はサンファンから南は南米カリブ海沿岸諸国にも一部乗り入れる。
この一帯の..主要な島で見かけることが出来る航空会社だ。
アンティグアってそんな凄いのといわれそうだが..
このLIATはカリブのポイント ツー ポイント運行をしていて、
セントマーチンからだと
近隣島のセントキッツズ島/バージン諸島/アンティグア島までは直接就航だけど、
この会社便だけだと他の島へ行くには乗換えとなる。
下述に書いたネービス島とかサンフアンとかも行けるけど乗換えが必要
あのサウスウエストと運行方法が似ているわけだ。
サウスウエストと似ているといえば機材がDHC-8-300/100に統一されている。
ちなみに、一時期カリビアンスターエアーラインなんて会社と
競合運行したけど、現在はLIATのみになった。
この一帯を以前から結ぶ、地元の足専門の航空会社なのだ。
蛇足だが．．下述BWIAとの統合が進んでいる。
カリビアンエアーラインズ...最近改名した航空会社で元のBWIAである。
LIATと同様に歴史がある航空会社だが大幅にチェンジした。
トリニダードトバコが拠点の会社でセントマーチンから
リーワード諸島南端のバルバドスやトリニダードトバコ
あと毛色が変わったところでジャマイカへは直接行ける。
ただし..この会社便は毎日就航ではない。
この会社は大型機A340でのロンドン／ニュヨークなどから
アンティグア／バルバドス/トリニダードトバコの旧英国植民地の
観光の足というのが定番らしい。
そういう意味ではマニア受けのBWIAからの改名も悪くは無いのかな...
旧英国植民地の話の続きとしてはカリブ最大植民地だった
エアージャマイカも．．以前は乗り込んでいた。
が..オラが思うにBWIAのルートと絡んでいるような気がする。
以前カリブ一帯のイギリス領は、
全部西インド連邦で統一独立した時代があったそうだ。
でもうまくいかず．．現在...島ごとのバラバラの独立国になってしまった。
この路線構成を見ていると、お客がいるから航空便営業だけど..
そんな時代の遺物に感じるのはオラ一人かな...
エアーカリブ..名前だけだと上述会社と間違えやすい。
この会社はグアドループ拠点のフランス系会社で
パリ行きのA330なんかも飛ばす．．決して小さい会社ではない。
フランス系のエアーマルティニクとエアーグアドループ他2社を
6年前に合併して出来た会社だ。
プリンセスユリアナへは小型単発機だけど、
同じセントマーチン島のフランス領にあるグランケース飛行場行きは
ATR-72が乗り込む...
これは最大顧客になるフランス人の都合があるみたいだ。
※話の種...
カリブらしいのがAIR caraibesのHPにある．．
自前で持っているFM AIR caraibesの番組をライブで聞けるのだ...
そんなラジオ番組を聞きながらHP視ていると、
カリブに行きたくなってくる．．凄いネット商法だ。
もう一社似た運行の会社がある。
エアーアンティルエクスプレス..ATR-42を使いグアドループを拠点に
セントマーチンはグランケース飛行場のみに乗り込む。
この社は明日に廻す。
フランス系といえば、
あのエールフランスが、カリブの島渡りルートをやっている。
ハイチ－-セントマーチン-－グアドループ／マルティニク-－フランス領ギアナ
週1本だけど凄いルートでしょ...
これにニューオリンズーーハイチが加われば完全版フランス流カリブ縦断である。
(アメリカ本土にも公用語にフランス語が明記の州もある)
ということで、セントマーチンにもエールフランスの
本国から単身赴任A320が就航している。
TAKE AIR..ジャンルから行くと明日紹介のローカル会社に入れてもいいけど
あえてこちらにしたのは、
基本サービスエリアがドミニカを拠点にセントビンセントなど
南端の島々を結ぶのに、
唯一飛び出してセントマーチンへ就航していること。
(セントマーチン周辺の会社では無い...)
小型機でないと就航できないドミニカやネービス島に行ける。
あと機材が東欧のL-410あたりを使っているところなどは興味がわく。
カリブは．．
キューバの影響もあるのかソ連東欧の機材の輸出先でもあった。
そういえばロシアサイトで無償セントマーチンが公開されている。
こんな話も少しにじんでいたりするのかな...
DAE..ダッチアンチルエクスプレス..名前のごとくオランダ系の会社である。
機材がフォツカーなのも純潔オランダ会社という..
流れとしてはKLMのアンチル諸島ローカル専門別子会社という感じだけど
ここ１０年でも分社に改名に倒産に統合に．．大変複雑な流れを
やってきた会社でもある。
それでもオランダ系だけのことはある。
オランダの領土空港であるプリンセスユリアナ妃空港でオランダ製機材で
オランダ系航空会社なのは、唯一このパターンだけである。
もう一社似たような航空会社がある。
インセル航空．．同じキュラツソに拠点があるがMD80で乗り込む..
キュラッソやアルバに行くと気がつくけど、
べネズェーラとかコロンビアの会社機はDC-9やMD-80が多いこと..
たぶん機体整備の共通性を図っているような気がする。
インセルはスペイン語圏との接続にも強い。
もう1つオランダ系と呼ばれる会社も..それがスリナム航空..
独立国スリナムは元オランダ領ギアナで
今でもオランダとの関係が深い。
が
セントマーチンへは関係が薄いのか週一通い．．
基本的にこの島からスリナムへ行くには、
アンチル政府があるキュラッソ/アルバ経由になる。
オランダ系はオランダ系だけでのイメージは..なんとなく感じる。
(イギリス系 フランス系も同じだが...)
以前．．ある方のHPにプロペラ貨物機の話が載っていたが
確かに就航している。CV440という古い機材である。
就航先は米国領バージン諸島 経由 米国信託領プエルトリコのサンファン．．
毎日でもないし曜日により時間が変わる。
この機材は南のセントビンセントやバルバドスでも見ることが出来るみたいだ。
この一帯で最大クラスの航空貨物輸送は
フロリダからのアメリジェットの７２７貨物機が
カリブ島を貨物機でネツトしていて至る所で見受ける。
更にサンファンから..あの空飛ぶ下駄箱も..貨物機ながら現役でがんばっている。
あと現役ではレアなDC-3もカリブでは現役貨物機でがんばっている。
これだけでもセントマーチンのスポッターはお徳かもね...
他にも諸島ローカル末端輸送のDHLのセスナ機も飛来する。
貨物機は..ほとんどが米国系会社機である。
こうみると
何でジャンボだけしか興味がわかないの...なんて思いませんか..
残念ながら、日本みたいに..どの便も毎日就航ではありません。
全部視たいなら．．最低1週間の島の滞在が必要だったり。
オランダ／イギリス／フランスが来るのも
広いカリブでここだけだ。
カリブの島の空港では、唯一国色がない空港がセントマーチンの
プリンセスユリアナ空港かな...
思った以上に深い観察が出来るかもね..
さてさて
この程度のリアルさで驚いてはいかん...
目指せ鉄道模型チャンネル以上トーク..
金も部屋も汚さずパソコンと浅ジエ..
ここからが圧倒的に他シムと違うFS-AI機の真髄そのものなのだ。
そんな明日は島の超ローカル会社編に続く。
→セントマーチン 1なのだ.....
→セントマーチン 3なのだ.....
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