季節はずれになってしまった『クリスマス』
「うん、入院です」
次女を診てもらった大きな総合病院の小児科外来で先生に言われました。
18日朝、元気になった次女と具合の悪い長女2人を病院に連れて行くために
朝早くから助っ人として実家の母に家に来てもらいました。
次女の診察、聴診器を当てて
「大丈夫ですね、許可証を書きますよ」と言われほっとしたのも束の間
長女の診察、聴診器を当ててすぐ
「血液検査とレントゲン、そして点滴を打ちましょう」
と言われました。
検査を済ませ、結果を待つ間点滴を打っていました。
この時点で次女は父に迎えに来てもらい母と実家に帰ってもらいました。
点滴を打ちながら結果を聞きに先生の所へ行きました。
「肺に影がありますね。うん、入院です」
即、入院病棟の看護師さんがこられて長女と私は入院病棟へ・・・。
あたり前ですが、いったん家に帰ってから入院の準備をして
出直すなんて出来ないんですよね。
処置室で点滴のチューブを長いものにかえて病衣に着替えました。
この時、私の頭の中は
『えっと、電話しなくちゃ。。。いろいろ持って来てもらわなくちゃ』
長女がベットに横になっている傍で看護師さんが書類の説明をしてくださいました。
看護師さん 「緊急連絡先を教えてください、携帯電話でもかまいません」
私 「○○○ー○○○・・・・・」
看護師さん 「これは誰の番号ですか?」
私 「えっと、私です」
看護師さん「お母さんが付き添われますよね」
私 「はい!」
看護師さん 「では、お母さん以外の番号を・・・」
ボケボケのオロオロ母です私・・・。
夫に連絡を入れたら午後から仕事を休むといってくれました。
夫が病院に来るのを待って、私は準備をするために走り回りました。
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入院生活も2~3日経ってくると長女の点滴の長いチューブを操る姿も
堂には入ってきました。
22日の午前、熱も下がってきて、胸の雑音もなくなり元気もあるので
「明日検査をして退院しましょう」と言われました。
同室のお母さん達も「良かったねぇ~」「クリスマス間に合ったね~」
と、一緒に喜んでくださいました。
が・・・・・。
午後から急に熱が上がり始めたんです。元気もなく、ベットに横になっています。
看護師さんにもすぐに言いました。
でも37℃後半では様子を見るだけでした。
夕方39℃になりようやく採血。
先生が様子を診にこられた時に激しく嘔吐。。。
『感染性の胃腸炎』が猛威をふるっているため
同室の方たちにもいやな思いをさせてしまったと思います。
「身内の方で胃腸炎のかたいますか?」先生に聞かれ
「いません」即答しました。
この日の夜39.8℃まで熱が上がり、冷たい枕を何度も変えたり
座薬をお願いしたり、点滴を確認したりと眠れない夜を過ごしました。
座薬のお蔭で熱は少しづつ下がりましたが、朝(23日)になり39℃。。。
昼過ぎ、看護師さんがこられ
「ノロじゃないと思うのにね、嘔吐もその後無いし、下痢も無いんだものね
移動しない為に、入院しているのに可哀想なんだけど
先生に言われたので、個室にうつってもらいますね」
『感染性胃腸炎』のお子さんが入院する場合、
個室または同じ症状のお子さんと同室になるんです。
で、長女は個室・・・・・。
荷物を抱ええっちらおっちら、移動しました。
結果、その後も嘔吐もせず、1度も下痢をする事無く
熱も下がって久々に見る36℃台になり
この日の夜は他の入院患者さんたちに気を使う事無く
テレビの音を大きくしてみることができたり
(夜、2人で寅さんをみましたよ)
大きな声で話をしたり
専用トイレで済ますことが出来たり
何気に快適に過ごすことが出来ました。
夜も久しぶりにぐっすり眠ることが出来たりして。。。
翌日(24日)の午前中の診察でいきなり
「退院するか! 退院ね」
いきなりの言葉にオロオロ。。。
退院準備に大騒ぎでした。
入院もオロオロバタバタなら、退院もオロオロバタバタでした。
おかげさまで長女、現在少しづつ体力が戻ってきております。
年内保育園はお休みして冬休み終了と共に保育園復帰を目指しています。
ご心配くださった皆様本当にありがとうございました。
皆様のお蔭で頑張ることが出来ました。
のりのり家一同より、感謝をこめて
☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆*:..
私の体力も少しづつ戻ってきております。
大丈夫ですよ~~~