「逆日めくりカレンダー」(残8、782日)
人生100歳が身近に感じられるようになっています今日この頃ですが、一体全体日本全国100歳以上は、実際どのくらいおられるのか。
「百歳以上の高齢者の数は、老人福祉法が制定された昭和38年には全国で153人で したが、昭和56年に千人を超え、平成10年に1万人を超えました。
平成24年に5万人 を超え、今年は86,510人(前年比+6,060人)です。 また、百歳以上の高齢者のうち女性は76,450人(全体の約88%)です。」
と書かれていました。
※厚生労働省 今年というのは、令和3年9月14日時点までのことです。
そこで、私事で恐縮ですが、昨年8月22日に母が満95歳で他界しましたが、わたくしは「もしかすると100歳」まで生きるのではないかと、妻とも話しており、また母にも90歳のめでたい卒寿になったころ、「もうここまできたんだから、100歳を目指してみたら」と、折に触れて声掛けをしていました。
母「・・・どうだかねぇ~」と、いつも微笑んでいましたが、「ただし、ピンピンコロリが条件だね」と、冗談も交えながらの会話でした。
しかし、わたくしは昨年の母の死は、まさに生き様でもあり、まったく認知症的な気配もなく、最後の最後まで意識ははっきりしており、なんだかしれませんが、「そうだ!母の生き様を目標にしよう!」と、瞬間思ってしまったのです。
ただいたずらに長寿ということではなく、いつも「中今」の意識をもちながらではありますが、ふとそのとき「逆日めくりカレンダー」をつくってみようかなと思ったのです。
ご承知のように、このようなカレンダーは市販されており、誕生日、試験、結婚記念日などに使われていますね。
そこで95歳の母と71歳の自分との年齢差を考慮してみると、95歳と3か月-71歳2か月のおおざっぱですが、それを差し引きすると、母の齢を超える目標までの日数が、
34、792日-26、010=8、782日ということになります。
目標達成には、残り8、782日の「逆日めくりカレンダー」が「0」になればいいわけです。なんとなく励みになるような・・・!
因みに父は86歳と10か月の生涯でした。
※典比古
文中「中今(なかいま)」とは、過去と未来の十字路、すなわち現在、今のことであり、今を十全に生ききることという意味で使っています。要は、今を楽しむということです。
そして理想は「ピンピンコロリ!」でしょうね。
母の齢を超えるまで、残り「8、782日」!
自宅の近くにございます
滝の沢不動明王 典比古撮影
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/b8/571053e4b0426bf17e1954446eee4529.jpg)
※もうこの地に引っ越してきて43年!
ずっとこのお不動さんに守られています!
次回は『樹木葬』鑑賞 宮永武彦を記事にいたします。