ロス州ドーノック湾の南岸、ティンの町はずれにあります。
創業は1843年。元々は古いビール工場を改造して
ウイスキーの生産を始めたそうです。
創業者の資金的な事から、
ポットスティルもジンの蒸留に使われていた物を用い、
初溜釜・再釜溜釜合わせて2基しかなかったそうです。
仕込み水は近くの ターロギーの泉 の湧水で、
非常にミネラル分が多い硬水を使用。
軟水から作られるシングルモルトが多い中、
100以上 の華やかな香りの
要素となっている様です。
また、”蒸留”の重要性は全製作工程の40%を占め、残り60%は
”熟成”であるとの考えから、アメリカ中西部ミズーリ州にある
自社の植林から切り出したものを使用し、
ヘヴンヒル社 でバーボン・ウィスキーを4年ほど詰めた後の
古樽をスコットランドに運んで、熟成に使っています。
2004年に ルイヴィトン・モエヘネシーグループ に売却され、
それまでの他のボトラーズなどに原酒の供給を始めるなど、
新しい時代に適した経営を摸索しているようです。
上記写真は グレンモーレンジ10年 です。
(アルコール度:43% 容量:1000ml 並行輸入アイテム)
前所有者・マクドナルド&ミュア社が1990年代後半に
生産した10YEARS OLD表記のスタンダードアイテム。
朱色を溶かし込んだ様な黄金色を持ち、
ふくよかな香り、シェリー樽から来るすみれの香り、
また原料の大麦の心地良い香りを持ち、
ほのかでも刺激的なミネラル分、のど越しに
甘味を感じさせながら、長い余韻に浸れる・・・
と言われる 終売品 の シングルモルト でした。
知らなかった…。
フランス・コニャックの樽をフィニッシュに使用した限定アイテムです!
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(The Glenmorangie Cognac Matured Single Highland Malt Whisky)グレンモーレンジ コニャッ...
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