今朝は雨
梅雨入りのようです。
ランニングはお休み。
その時間、いつもなら走っている時間
なんとな~く
お部屋の整理をしていたら
アシスタントパーサー時代の制服の赤いベルトが出てきました。
とってもなつかしい!
そしたら
私の青春の多くを過ごしたジャンボジェットを思い出しました。
これは螺旋階段がある飛行機に乗っていた頃のお話です。
と言ってもご存知ない方のほうが多いかもしれません。
B747機材
通称ジャンボジェット
この飛行機が国際線を飛び始めた頃、2階席とは螺旋階段でつながっていたのです。
その階段は
L1ドアーの近く(最前方の左のドアのこと)
ファーストクラスの2階
そのころの2階は座席はなくサロンのようなバーラウンジでした。
ファーストクラスの方が自由にくつろげるようになっていました。
その頃の私
ファーストクラスで調理担当することが大好きでした。
アシスタントパーサーに昇格するとファーストクラスの調理担当ができます。
以前は男性パーサーが担当だったのですが、男性陣の採用が少なくなったため女性のアシスタントパーサーも担当できるように制度が変わったのです。
その頃はファーストクラスには、どの路線も大きなお肉の塊、ローストビーフがサービスの目玉でした。
お肉の焼き加減については、常に神経を集中して、細心の注意を払ったものです。
仕事がどんなに出来ても、ローストビーフの焼き加減を失敗すると・・・
全乗務員 からブーイングを浴び、陰では
「今日のファーストクラスのローストビーフ、失敗したらしいよ」
とささやかれるのです。
なぜなら、ファーストクラスは食事のチョイスがたくさんあったために、ご希望に添えられるよう、全乗務員の食事の数も含まれていました。(ファーストクラスの人数プラス乗務員の人数)
食事のサービスが終わり、順番に私たちも食事を頂きます。
中でも大人気なのが、ローストビーフ。
いつも失敗があっても大丈夫なように、大きなお肉の塊、ローストビーフは2個搭載されています。
どんなに満席であろうと充分な量です。
ローストビーフは独立したサービス方法で、ワゴンの上に温野菜各種・グレービーソース・ホースラディシュ・クレソンなどなどとともにセットアップします。
そしてお客様の目の前でご希望の部分、レアなら真ん中をミディアムならもう少し端、ウエルダンなら端に近い方と、切り分けるのです。
このワゴンでのローストビーフは、いわばファーストクラスのミールサービスの花目玉というか、ショーなんです。
なのでローストビーフの焼き加減を失敗すると、当分ファーストクラスのギャレーを任せてもらえなくなります。
私はこのギャレー(調理場のこと)の仕事が大好き。
段取り良く、タイミング良く、を要求されます。
なにしろギャレーが上手く立ちまわらないと、キャビンの仕事がうまくいきません。
サービスの要なのです。
そんな緊張感を持ちながら仕事をする楽しさもさることながら、実は、サービスが終了した後に私の楽しみが待っています。
この頃は、全路線のファーストクラスにローストビーフは搭載されていました。
お客様のオーダーがなくても、食事のサービスが終わったら練習に焼きます。
自分流にアレンジしたり、たとえば、端っこを薄めに食べやすいようにカットし、たっぷりのホースラディシュと、グレービーソースの代わりにお醤油をかけて、和風な感じに。
それと
絶対に外せないのが
ご飯と梅干し
保温ジャーから御飯をたっぷりとよそい
大粒の梅干しを2or3個
ローストビーフと梅干しとご飯
あ~~~~あ~~~~あ~~~~~
なつかし~~~~い
食べた~~~~~い
今日のお部屋の整理は
この一本の赤いベルト発見
それで
終わってしまいました~
梅雨入りのようです。
ランニングはお休み。
その時間、いつもなら走っている時間
なんとな~く
お部屋の整理をしていたら
アシスタントパーサー時代の制服の赤いベルトが出てきました。
とってもなつかしい!
そしたら
私の青春の多くを過ごしたジャンボジェットを思い出しました。
これは螺旋階段がある飛行機に乗っていた頃のお話です。
と言ってもご存知ない方のほうが多いかもしれません。
B747機材
通称ジャンボジェット
この飛行機が国際線を飛び始めた頃、2階席とは螺旋階段でつながっていたのです。
その階段は
L1ドアーの近く(最前方の左のドアのこと)
ファーストクラスの2階
そのころの2階は座席はなくサロンのようなバーラウンジでした。
ファーストクラスの方が自由にくつろげるようになっていました。
その頃の私
ファーストクラスで調理担当することが大好きでした。
アシスタントパーサーに昇格するとファーストクラスの調理担当ができます。
以前は男性パーサーが担当だったのですが、男性陣の採用が少なくなったため女性のアシスタントパーサーも担当できるように制度が変わったのです。
その頃はファーストクラスには、どの路線も大きなお肉の塊、ローストビーフがサービスの目玉でした。
お肉の焼き加減については、常に神経を集中して、細心の注意を払ったものです。
仕事がどんなに出来ても、ローストビーフの焼き加減を失敗すると・・・
全乗務員 からブーイングを浴び、陰では
「今日のファーストクラスのローストビーフ、失敗したらしいよ」
とささやかれるのです。
なぜなら、ファーストクラスは食事のチョイスがたくさんあったために、ご希望に添えられるよう、全乗務員の食事の数も含まれていました。(ファーストクラスの人数プラス乗務員の人数)
食事のサービスが終わり、順番に私たちも食事を頂きます。
中でも大人気なのが、ローストビーフ。
いつも失敗があっても大丈夫なように、大きなお肉の塊、ローストビーフは2個搭載されています。
どんなに満席であろうと充分な量です。
ローストビーフは独立したサービス方法で、ワゴンの上に温野菜各種・グレービーソース・ホースラディシュ・クレソンなどなどとともにセットアップします。
そしてお客様の目の前でご希望の部分、レアなら真ん中をミディアムならもう少し端、ウエルダンなら端に近い方と、切り分けるのです。
このワゴンでのローストビーフは、いわばファーストクラスのミールサービスの花目玉というか、ショーなんです。
なのでローストビーフの焼き加減を失敗すると、当分ファーストクラスのギャレーを任せてもらえなくなります。
私はこのギャレー(調理場のこと)の仕事が大好き。
段取り良く、タイミング良く、を要求されます。
なにしろギャレーが上手く立ちまわらないと、キャビンの仕事がうまくいきません。
サービスの要なのです。
そんな緊張感を持ちながら仕事をする楽しさもさることながら、実は、サービスが終了した後に私の楽しみが待っています。
この頃は、全路線のファーストクラスにローストビーフは搭載されていました。
お客様のオーダーがなくても、食事のサービスが終わったら練習に焼きます。
自分流にアレンジしたり、たとえば、端っこを薄めに食べやすいようにカットし、たっぷりのホースラディシュと、グレービーソースの代わりにお醤油をかけて、和風な感じに。
それと
絶対に外せないのが
ご飯と梅干し
保温ジャーから御飯をたっぷりとよそい
大粒の梅干しを2or3個
ローストビーフと梅干しとご飯
あ~~~~あ~~~~あ~~~~~
なつかし~~~~い
食べた~~~~~い
今日のお部屋の整理は
この一本の赤いベルト発見
それで
終わってしまいました~