真夏のクリスマスはピラニアキャッチアンドリリース

今日、南半球では真夏のクリスマスです。

オーストラリアのサーフィンするサンタクロースは有名ですが

同じく南半球にあるブラジルでも真夏にクリスマスを迎えます。

もう２０年以上も前

南米線

成田→ロサンゼルス→リオデジャネイロ→ロサンゼルス→成田

クリスマスのこのシーズンにこのフライトを乗務したことがあります。

長いフライトパターン
（ロサンゼルス２泊・リオデジャネイロ１週間・ロサンゼルス２泊以上）
われわれ乗務員は交代するのでこういうふうな長いスケジュールとなります。

ハッキリ覚えていませんが１２日間以上だったと思います。

その頃のブラジル
かなり治安が悪かったので念入りに下調べをして

路線の特徴を考えて

みんなで情報を共有し無事にフライトを終えリオデジャネイロに


ポルトガル語では「一月の川」という意味になるリオデジャネイロ。

サンパウロに次ぐブラジル第２の都市

白砂のビーチが続く海岸線が広がり、起伏のある地形が美しい景観を造りだしています。

情熱的なカーニバルやボサノバが生まれた町としても有名です。

リオデジャネイロの象徴は、登山電車で登る頂上に巨大なキリスト像が立つコルコバードの丘

このリオのシュガーマウンテンに歩いて登ったことがあります。
（リオの象徴と言われる、コルコバード山の頂上に立つ救世主キリストの像がある。正式名はシュガー・ローフ・マウンテン）

ブラジルとアルゼンチンの２国にまたがったイグアスの滝にも行きました。

この後しばらくして国境を越えた観光は禁止となりました。（会社命令）

治安が悪いので行動はいつもにほとんど全員で

コックピットの人たちは路線限定なのでリオデジャネイロに詳しいんです。

そこでクリスマスだから

ここでしかできない魚釣りをしよう～

ということになり

リオデジャネイロのコーヒー農場で

ピラニアのキャッチアンドリリースフィッシングしました

めちゃくちゃ釣れるんで面白いんです。

それにイメージしている人食い魚のピラニア

とはちょっと違う

もちろん食べませんよ





そして

クリスマスディナーは

もちろんブラジルと言えば

シェラスコ









そして飲み物は

大大大好きなカイピリーニャ




カイピリーニャはブラジル伝統のカクテル。
ポルトガル語で「田舎者」という意味です。

ピンガと呼ばれるブラジル特産のスピリッツでつくります。
ピンガはさとうきびを蒸留させて作るのでラムの一種と言えます。
しかし
さとうきびの絞り汁を加水せずに直接発酵、蒸溜させて作られています。
そのため
風味が非常に豊かで酒質は全般にラムよりも重厚で酔っぱらいます。

フレッシュな果物を選んで目の前で作ってもらう

最高です！

わたしは新鮮なイチゴのカイピリーニャ
と
ライムのカイピリーニャがお気に入り

南米のクリスマスも楽しかった～

そして今日は日本でクリスマス

これからお料理作りま～す

メリークリスマス～





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