いまだからのんびりと思いだせます。
癌告知された時のことや
まだ入院待ちでめどがつかず・・・少し落ち着かない日々を過ごしていた時を
入院したら退屈だからと、気を紛らわせるためにレンタルDVDを借りたり
DVD返却の日が近づいてきても、まだ入院待ちが続き
病室で見る予定のDVDを急いで見て返したり
でも何をしていても気持ちが・・・ざわざわと・・・揺れ動いて・・・
いま思うと嘘みたいだけど
そんな時があったんです。
手術前チェックで、胃カメラを癌センターで再度検査した時、麻酔なしだったのでかなり、今までとは全然違ってカメラを飲み込むまでは本当に苦しかった
そして、どの部分が癌なのか自分の目でモニターを見て、確かめて納得、はっきり確認できたのことで覚悟がきまったこと。
癌は、小山の盛り上がりのてっぺんがカルデラ湖みたいにへこんで、その中が白くなっている
その周りを数回切り取られました。
じっと、モニターカメラを見ていたので、切り取るたびに、パっと出血するのに驚き・・・
たしかに、その瞬間、軽い痛みもあり・・・
恐怖よりも、へぇ~て感じで、なんだか面白くて
目が離せない
怖いもの見たさ・・・
たぶん・・・
入院前は
手術後は食事に気をつけないといけないと聞き、たぶん当分食べることのできないもの
消化の良くないものとか
好きなシャンパンやワインとか、食べたいものをこれが最後とばかり
思い残すことがないようにと
めちゃくちゃ食べて飲みました~
当分仕事もできないだろうし
会社に行けないだろうし
そこで制服(古いものも新しいものも)もすべてクリーニングに出しました。
それから入院の準備・・・色々と揃えなくてはならないので、これも結構大変だった。
それから数日後・・・入院。
入院中はやはりよく眠れませんでした。
アイマスクと耳栓を着けて少しうとうと・・・
病院内の音・・・ナースコール・・・点滴のスタンドを引きずる音・・・
最後まで熟睡はできませんでした。
とにかく昼間は暇で・・・
展望レストランや、喫茶、売店、あちこちにある談話室しか行くところもないし・・・
うろうろ・・・ウロウロ・・・あてどなく・・・
ラウンジやレストランで会う人(患者さん)の挨拶は
「お住まいはどちら?どこの癌?手術は何時?何回目?」
といったもの・・・
癌専門病院だから、入院している人は、すべてがん患者。
ここにいると私は
[ポピュラーな胃がんでごめんなさい。]
といった気分になった事を思い出します。
皆、大変な病を抱えているのに・・・明るい・・・その明るさに励まされた・・・お友達もできました・・・
私の手術の一日前、友達の一人が大腸がんの手術でした。
激励に行ったらさすがに、ちょっと緊張気味だった。
大腸がんの手術を受ける人は2日前から絶食・点滴・下剤で、大変なんです。
それにくらべ、私は前日の夕食まで普通に食べることができます。
手術の2日前から、ただ眠る前に下剤を飲むだけ。
バリウム検査・胃カメラ検査の前日と一緒なんです。
暇な時はお決まりの・・・ラウンジで井戸端会議。
これから手術する私を励ましてくれます。
そのうちの一人のおばさまは手術ではなく化学療法での治療と決まっていました。
「いいじゃな~い。手術できる人は。
ここには経験者たちが一杯いるんだから。
皆さん思ったよりずっと楽だったって言ってる。
切れば治る。
手術で、切れば治るんだから。
心配しないで、普通にいってらっしゃい。すぐに終わるから。
私は手術ができないのよ・・・手術ができるって幸せなことよ。」
と、軽い、明るい口調で励ましてくれました。
「手術が終わったらお仕事のお話聞かせて。外国とかのいろんなこと。
治療が落ち着いたら主人とゆっくり旅行しようと思って。いろいろとお聞きしたいの。」
「はい。そういうことならお任せください。」
「あら~楽しみ。じゃあ、そのお話を聞くのは明後日あたりかしら。
だって手術は明日だから~」
「私たちも聞きたいわ~
また楽しみができちゃった(笑)」
と別のおばさまたち。
とにかく賑やか。
それからとりとめもなくおしゃべりが続いた・・・それが手術前日だったなぁ~
そんなことが取りとめもなく思い出されて
次から次へと
そして
今日は癌センターの検査結果を持参してかかりつけの病院に行ってきました
いつものお薬をもらって何事もなく帰ってきました。
平穏無事な生活って、退屈だけど、とっても幸せなことなんですねぇ~
さっ
それでは
明日も3時40分起床で
ランニングだぁ~
癌告知された時のことや
まだ入院待ちでめどがつかず・・・少し落ち着かない日々を過ごしていた時を
入院したら退屈だからと、気を紛らわせるためにレンタルDVDを借りたり
DVD返却の日が近づいてきても、まだ入院待ちが続き
病室で見る予定のDVDを急いで見て返したり
でも何をしていても気持ちが・・・ざわざわと・・・揺れ動いて・・・
いま思うと嘘みたいだけど
そんな時があったんです。
手術前チェックで、胃カメラを癌センターで再度検査した時、麻酔なしだったのでかなり、今までとは全然違ってカメラを飲み込むまでは本当に苦しかった
そして、どの部分が癌なのか自分の目でモニターを見て、確かめて納得、はっきり確認できたのことで覚悟がきまったこと。
癌は、小山の盛り上がりのてっぺんがカルデラ湖みたいにへこんで、その中が白くなっている
その周りを数回切り取られました。
じっと、モニターカメラを見ていたので、切り取るたびに、パっと出血するのに驚き・・・
たしかに、その瞬間、軽い痛みもあり・・・
恐怖よりも、へぇ~て感じで、なんだか面白くて
目が離せない
怖いもの見たさ・・・
たぶん・・・
入院前は
手術後は食事に気をつけないといけないと聞き、たぶん当分食べることのできないもの
消化の良くないものとか
好きなシャンパンやワインとか、食べたいものをこれが最後とばかり
思い残すことがないようにと
めちゃくちゃ食べて飲みました~
当分仕事もできないだろうし
会社に行けないだろうし
そこで制服(古いものも新しいものも)もすべてクリーニングに出しました。
それから入院の準備・・・色々と揃えなくてはならないので、これも結構大変だった。
それから数日後・・・入院。
入院中はやはりよく眠れませんでした。
アイマスクと耳栓を着けて少しうとうと・・・
病院内の音・・・ナースコール・・・点滴のスタンドを引きずる音・・・
最後まで熟睡はできませんでした。
とにかく昼間は暇で・・・
展望レストランや、喫茶、売店、あちこちにある談話室しか行くところもないし・・・
うろうろ・・・ウロウロ・・・あてどなく・・・
ラウンジやレストランで会う人(患者さん)の挨拶は
「お住まいはどちら?どこの癌?手術は何時?何回目?」
といったもの・・・
癌専門病院だから、入院している人は、すべてがん患者。
ここにいると私は
[ポピュラーな胃がんでごめんなさい。]
といった気分になった事を思い出します。
皆、大変な病を抱えているのに・・・明るい・・・その明るさに励まされた・・・お友達もできました・・・
私の手術の一日前、友達の一人が大腸がんの手術でした。
激励に行ったらさすがに、ちょっと緊張気味だった。
大腸がんの手術を受ける人は2日前から絶食・点滴・下剤で、大変なんです。
それにくらべ、私は前日の夕食まで普通に食べることができます。
手術の2日前から、ただ眠る前に下剤を飲むだけ。
バリウム検査・胃カメラ検査の前日と一緒なんです。
暇な時はお決まりの・・・ラウンジで井戸端会議。
これから手術する私を励ましてくれます。
そのうちの一人のおばさまは手術ではなく化学療法での治療と決まっていました。
「いいじゃな~い。手術できる人は。
ここには経験者たちが一杯いるんだから。
皆さん思ったよりずっと楽だったって言ってる。
切れば治る。
手術で、切れば治るんだから。
心配しないで、普通にいってらっしゃい。すぐに終わるから。
私は手術ができないのよ・・・手術ができるって幸せなことよ。」
と、軽い、明るい口調で励ましてくれました。
「手術が終わったらお仕事のお話聞かせて。外国とかのいろんなこと。
治療が落ち着いたら主人とゆっくり旅行しようと思って。いろいろとお聞きしたいの。」
「はい。そういうことならお任せください。」
「あら~楽しみ。じゃあ、そのお話を聞くのは明後日あたりかしら。
だって手術は明日だから~」
「私たちも聞きたいわ~
また楽しみができちゃった(笑)」
と別のおばさまたち。
とにかく賑やか。
それからとりとめもなくおしゃべりが続いた・・・それが手術前日だったなぁ~
そんなことが取りとめもなく思い出されて
次から次へと
そして
今日は癌センターの検査結果を持参してかかりつけの病院に行ってきました
いつものお薬をもらって何事もなく帰ってきました。
平穏無事な生活って、退屈だけど、とっても幸せなことなんですねぇ~
さっ
それでは
明日も3時40分起床で
ランニングだぁ~