
NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6、nanHDR。
手段と目的と彼岸と此岸がごちゃごちゃになってきたよ~な気がしないでもないが、
特に厳密なHDRにはこだわらないとゆうのが当nonbeのスタンスです。
最終的に表現したい絵のためならHDRだろ~がCIAだろ~がユニセフだろ~がケツ貸す所存でおます。
元々3DCG方面からやってきたHDRとゆう概念ははっきしゆうてアタクシ3DCG屋としてはめんどっちかった。
なんでかゆうたらレンダリング時間がかかったから。時間をかけないよ~にするにはハイスペックなマシンを導入しなければならなかったし。
写真に応用した所謂"HDR写真"に出会った時コントラストめっぱいかけれたりふつーに銀残しふ~な表現に愕然とした。
が、それはToneMappingによるものとわかってからも元にHDRがなければできるこっちゃない。
んで、写真の露光に繊細に携わってきた身としてはここぞとばかりHDRをねぶったフェラった咀嚼した喰らった。
今、振り返ってゆえるのは写真におけるHDRってのは測光方法の新形式と捉えたら自然じゃないのかっちゅうこと。
露出計で測ってから手動で絞り決めてシャッタースピード決めてピント合わせてから写してた時代から、
中央部重点測光とかマルチパターン測光など進化してきたんだけど、1枚の写真にめっぱいのメイドを、ちゃう、明度をつめこも~っちゅ~のが
※この項、中断。腹減ったし。(笑)
はい、酔っぱらって戻ってきますた。
そ、その白トビせず黒ツブレせずって金科玉条を悪魔の所業であるマルチショットからパンドラの重箱の隅をつついてしまったのですね。
イッコだけ残された『希望』を追い回すあげくデジに慣れてない一般カメラビトからキワモノ扱いされる始末。
昨今、本格的な光明はソニーが照らしてくれました。ペンタも奮闘してくれたのですがやっぱ家電ビッグネームのソニーの存在の面目躍如ってとこですね。
HDR"測光"が日の目を見ました。市民権を得たみたいですね。フィルム時代ではあり得ないこってす。
さて、ふつーにめっぱい豊富な明度を手に入れた一般カメラビトは今後ど~するのでしょ~?
その動向が注目されます。
オチもサゲも無くてすいません。
うっぷ。
決まっています。ハイライト・シャドウトーンを無視した、のぺ~りしたお写真が量産されるのです。
HDRerは、あの「HDR」撮影でさらにマルチショットすると思います。
>今、振り返ってゆえるのは写真におけるHDRってのは測光方法の新形式と捉えたら
>自然じゃないのかっちゅうこと。
いやいや、ゴセツゴモットモですね。狭いレンジを有効に使うために、適正露出の設定から
開放されてバシバシ撮れるのは、素晴らしいことですよね。それに比べたら、いわゆる
HDR らしい「臭さ」を追求するのは、きわめて付随的な事柄に過ぎないでしょう。普通に撮る場面で
HDR で撮ることは10年先に発売される予定のカメラを今使っていることと同じだと思っています。
初期の頃のダイナミックレンジ拡張機能は、たぶん1枚RAWからのカメラ内HDR処理機能でした。
これはかなり一般的になりましたね。ありがたみはあまり実感されていないようですけど。
Finepix などのダイナミックレンジ拡張機能は、独自のハニカムCCDの機能を使ったハードウェアが
関与するHDR作成機能だといえるでしょう。今回のソニーのと、PENTAX のは、マルチショット
によるカメラ内HDR合成機能ですよね。合成処理をカメラ内でやってること以外、われわれの
(いわゆるHDRerたちの)HDR処理と同じになったわけです。
>さて、ふつーにめっぱい豊富な明度を手に入れた一般カメラビトは今後ど~するのでしょ~?
わたしの思うところ、普通の写真愛好家たちにとっては、そういう機能を使うこともできるよう
になったな、と思うだけじゃないでしょうか。わたしにとってより興味があるのは、普通に撮れる
ようになった HDR 写真について、これまでの臭い、いかにもそれ風なHDRをつくってきた HDRer が
どういう態度にでるか、の方です。所詮、カメラ内処理であって、HDR 合成処理に意図的に
関与できないのは、jpeg 撮りばかりで RAW 現像をしないのと同じ、という感覚になるのでは
ないでしょうか。 そしてそれが健全な感覚だと思います。
HDRも露出合成(Exposure Blending)とトーンマッピングでは別物だと思うんですよね。
A-GARAGE さん
>HDRも露出合成(Exposure Blending)とトーンマッピングでは別物だと思うんですよね。
うーん、わたしにはトーンマッピングの方法の一つが Exposure Blending におもえますけど。Dynamic Photo HDR を偏愛しているからかもしれませんが、DPHDR では Tone Mapping の Local と Global の区別があって、わたしがよく使う Eye-Catching のプリセットはローカル、そのほか Ultra-Contrast と Halo-Matix がローカルです。 これらは局所的なコントラストをいじってトーンマッピングをする方法で、Photomatix の Tone Mapping に相当しています。グローバルには、Smooth Compressor、Auto-Adptive、Photographic、Human Eye のプリセットがあって、これが Exposure Blending に相当するものだと思います。ですから DPHDR ユーザから見れば、Exposure Blending もトーンマッピングの一方法ですよね。ソニーの解説を読むと、確かにグローバルに相当することをやっているように見えますね。
撮って出し信奉者の怨念が場違いな空間を彷徨うわけね。(笑)
>HDRerは、あの「HDR」撮影でさらにマルチショットすると思います。
ぐは、さらにキュビスムとフォビスムが相乗りするんだ~。(笑)
う~ん、うまいことをおっしゃる。
でも、技術革新早いし2年先かも~。(笑)
>所詮、カメラ内処理であって、HDR 合成処理に意図的に関与できないのは、jpeg 撮りばかりで RAW 現像をしないのと同じ、という感覚になるのではないでしょうか。
以前書いたんだけど、一般カメラビトも毒喰らわば皿までとばかり「これまでの臭い、いかにもそれ風なHDR」に興味を持ち、もっとHDRっぽいのやりた~いとカメラメーカーに圧力をかける。
んで、「自然なHDR」の次ぎに来るのが「Toshiro_mode搭載」とか「junki_mode搭載」とか「shockatz_人物mode搭載」とか「A-GARAGE_お祭りmode搭載」とか「nonbeエコ単mode_Photoshop作業付き」などのオプションがつき始めるのだ。そ~だ、絶対そ~に違いない。
それでロイヤリティ商売するのじゃ~。(笑)