なんだかんだと２

我らのグローバル！

　スタッフは愛をこめて「とっつぁん！」と呼ぶ！







我が牧場の兄弟牧場生産で

今年で２９歳になるオジイちゃん馬！

　賢くてめんこいの！







１９８９年９月１７日の３歳新馬で勝ち→黄菊賞→デイリー杯３歳Ｓと見事３連勝！したのだが

そのデイリー杯のゴール後に窪みに足を取られ骨折、

殺処分が当たり前の症状ではあったが

武豊騎手に「来年のＧⅠを４つ損した」と言わしめるほど期待が大い馬だったので

当時では珍しい骨折部をボルトで繋ぐ手術をし復帰へ向け厩舎内で回復が図られ見事復帰！

復帰後１０戦目でアルゼンチン共和国杯を勝利！

その後、目黒記念を勝った後の１９９２年の天皇賞（秋）ではあわや優勝の３着！












１９９４年の阪神大賞典出走を最後に引退し種牡馬生活を送っていたが産駒で目立った成績を残せず、

２００２年より当て馬として我が牧場に～、やってきた～！

　いらっしゃ～い！







骨折しても這い上がってきた不屈の姿や

ミスターシービーの初年度産駒って血統で人気も幅広く

今でもファンが訪れるほどの人気者！

　固定ファン！







　　　　。。。。。。。。。。。。。








で

前回は

今年の春（初夏？）に産まれた仔馬とサヨナラした話を書いたが

こっちもツーリングのことより先に書かなきゃダメなんだろうな・・・

　はぁ～あ！









グローバルのとっつぁん、

ここ２年ほどは当て馬もせず悠々自適な老後生活を送っていたのが

寄る年波には勝てず年々と体力も落ちてきて食べても肉が付かなくなってきて

今年の８月初旬にはグッタリしちゃって熱出しちゃったから獣医さんに注射を打ってもらったり

集るアブを避ける体力もなく刺され放題になっちゃうから陽が落ちてから放牧したりと・・・

　とっつぁ～ん…








【わたくし夏休み中だったので　ここからは場長Ｔから聞いた話しです】









６日の朝

グローバルを放牧地から馬房に入れようと迎えに行くと足が腫れていたそうな・・・






獣医さんに診てもらい注射と湿布をしたそうな・・・







その日の午後の３時ころにグローバルの馬房から「ドッシ～～ン！」と重たい音！？






見に行くと倒れてるグローバル・・・





「あらタイヘン！」と再び獣医さんに診てもらうと

呼吸数は多くなり心雑音は激しく心拍数はどんどん下がってきて末期の症状だと・・・






その後　しばらくしてスタッフの見守る中で静かに息を引き取ったと・・・

　とっつぁん！





　　　。。。。。。。。。。。。。








２９歳、まさに大往生！




悲報を聞きつけ

供花を片手に駈けつけてくれたファンもいるほど皆に愛され







皆に大切にされ

天寿をまっとうできた幸せもの！














でもね・・・





わたくしてきには

サヨナラ出来なかったのが

悲しいのよ～！