今日の昼休み・・・
「そろそろお昼寝しましょ!」
ってときに携帯がなり
出ると電話の向こから
「ハァ~ハァ~」
・・・はい?
の「ハァ~ハァ~」の後に
息も絶え絶えの
我が牧場の若頭R太君の声で
「パンテール産まれますぅ・・・」
ど~やら昼休み中に放牧地を見に行ったら
パンテールが横になって破水してて
焦って携帯で電話をしながら
パンテールを放牧地から馬房に移そうと走りながらの
電話だったようです~☆
で馬房に入れるとすぐに仔の前足が出て
わたくしが母馬の陰部に手を入れて
ちゃんと仔馬の両前足と頭がきているか確かめると・・・
「前足が1本しかない~!」
~~~ ~~~ ~~~
正常ならば出ようとしている仔は両前足を伸ばし
その両前足の上に顔を乗せて娩出されますが
ごくまれに前足が1本曲がったままとか
一緒に後ろ足も出てきたりがあります・・・
これを「失位」と呼び
治すためには出かかっている仔を
母馬の中に押し戻してやらなければならず・・・
~~~ ~~~ ~~~
なのでパンテールが
いきむのを休んでいるタイミングで
ググゥ~~・・・と押し戻し
ましたが
上手く治らず・・・
この時点で
手遅れにならないように獣医さんを呼び・・・
オネガイシマス!
獣医さんが到着する前に治せれば良いので
母馬が横になっているよりも
立っている体勢のほうが治し易いので
母馬を立たせ枠場へ移動して
わたくしが本格的に治そうと手を入れると
治ってる☆
ど~やら枠場まで歩いた刺激で
母馬の腹の中で動けて体勢が治ったようで
急いで馬房にもどしたら
前足1本頭の上に乗ったまま
すぐに娩出~♪
ってドタバタワタワタでしたが
今年の13頭目の
パンテールのシンボリクリスエスの男の仔が
無事に産まれたよ~☆
。。。。。。。。。。
このパンテールで
今年のお産の半分が過ぎました・・・
正直
「残り半分、ガンバルぞ~!」
ってよりも
「まだ半分もいるのか・・・」
「そろそろお昼寝しましょ!」
ってときに携帯がなり
出ると電話の向こから
「ハァ~ハァ~」
・・・はい?
の「ハァ~ハァ~」の後に
息も絶え絶えの
我が牧場の若頭R太君の声で
「パンテール産まれますぅ・・・」
ど~やら昼休み中に放牧地を見に行ったら
パンテールが横になって破水してて
焦って携帯で電話をしながら
パンテールを放牧地から馬房に移そうと走りながらの
電話だったようです~☆
で馬房に入れるとすぐに仔の前足が出て
わたくしが母馬の陰部に手を入れて
ちゃんと仔馬の両前足と頭がきているか確かめると・・・
「前足が1本しかない~!」
~~~ ~~~ ~~~
正常ならば出ようとしている仔は両前足を伸ばし
その両前足の上に顔を乗せて娩出されますが
ごくまれに前足が1本曲がったままとか
一緒に後ろ足も出てきたりがあります・・・
これを「失位」と呼び
治すためには出かかっている仔を
母馬の中に押し戻してやらなければならず・・・
~~~ ~~~ ~~~
なのでパンテールが
いきむのを休んでいるタイミングで
ググゥ~~・・・と押し戻し
ましたが
上手く治らず・・・
この時点で
手遅れにならないように獣医さんを呼び・・・
オネガイシマス!
獣医さんが到着する前に治せれば良いので
母馬が横になっているよりも
立っている体勢のほうが治し易いので
母馬を立たせ枠場へ移動して
わたくしが本格的に治そうと手を入れると
治ってる☆
ど~やら枠場まで歩いた刺激で
母馬の腹の中で動けて体勢が治ったようで
急いで馬房にもどしたら
前足1本頭の上に乗ったまま
すぐに娩出~♪
ってドタバタワタワタでしたが
今年の13頭目の
パンテールのシンボリクリスエスの男の仔が
無事に産まれたよ~☆
。。。。。。。。。。
このパンテールで
今年のお産の半分が過ぎました・・・
正直
「残り半分、ガンバルぞ~!」
ってよりも
「まだ半分もいるのか・・・」
道半ば、ですね。
でもここからは、カウントダウンです!
ここまで無事に来てますね。
残り半分も、無事な道でありますように!
無事に生まれて良かったです♪
頭に乗せて~なんて、脚が長くて窮屈だったのかなぁ☆
最後のお産まで無事でありますように☆☆
残り半分頑張ってくださいね。
「これでやっと頂上に、これからは下り坂!」じゃなくて
「やっと五合目に来ただけぇ」なんですよね・・・
まだまだこれから「ふんどしを締めなおして」・・・しかしふんどしは穿いてない
じゃ~「兜の緒を締めて」・・・しかし兜も被ってない。。
ど~しよぉ~!
残りの半分も無事に出てきてくれるように
神様に願うだけです☆
パンテールは初めてのお仔さんでした!
初仔は往々にして小さく産まれます!
その小ささが、普通なら片足を頭の上に乗せてたら出てこれないのに
簡単にスルッと出てこれたのだと思われます!
今回のお産・・・
人が手助けをしなかったら仔だけじゃなく親までも危うかったと・・・
なのでお手柄は昼休み中に放牧地まで様子を見に行ったR太くん!
と失位を治したわたくし~♪
みんなぁ~
もっとホメテッ
今年は26頭産まれる予定なのでこれでやっと半分なのです!
後半の心配は「ピボワンヌ」・・・
体調不良食欲不振で激痩せしちゃって仔が無事に産まれてくれたら奇跡!
と「マドレーヌ」・・・
かなり強烈なおパカさんなのでちゃんと仔を受け入れられるのか?
んまぁ~産まれる前からいくら心配しても
なるようにしかならないんだけどねぇ~☆
日頃からの~さんの働く姿勢を学んでいたんでしょう!^^
無事に生まれた~って言っても安産ばかりじゃないのですね。
お産のアクシデントに対応するには経験と勉強が必要なんでしょうね。
質問ですが、仔が産まれてくる時、足先(蹄)で母体は傷付かないのですか?
柔らかいのかなぁと思いましたが、それだとすぐに立てないですよね。
いえいえ~☆逆の「だらしない先輩だからオレがやらなくちゃ!」のほうですよ~☆
今年から若手にもわたくしが得たお産の経験を伝えようと試みてます!
しかしアクシデントに対しては言葉や文字では伝えきれずに
アクシデントが起きたときにその場で伝えようと・・・
なので不謹慎ではありますが「アクシデントが起きて欲しい」と願っていました!
なんだけどぉ~・・
アクシデントが起きたときって1分の差で仔馬の生死が分かれちゃうからぁ~・・・
今回は絶好のチャンスだったにも係わらずに
若手に代わることもなく最後まで全部わたくしがやっちゃいましたぁ~☆
伝えるのって難しい。。。
胎児の蹄には母馬の産道や子宮を傷つけないために
柔らかいビラビラした「蹄餅」と呼ばれる物が付いてます!
蹄餅はすぐに取れてしまうもので立つのにも影響はありません!
自然とは上手くできているものです。
でも無事で良かった
お疲れさまでした。残りも宜しくお願いします
携わる人間の技量で生か死か分かれる現場です!
昨年は不思議とわたくしが休みで牧場にいないときにお産の事故が多かった・・・
不思議と・・・!?