咲-Saki- 第136局 「信念」
以下、本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第135局 「攻戦」 感想)
今号の扉絵はかわいいかわいい咲さん。あぁ、素晴らしい...。年明け1話目からすばら過ぎる扉絵で感謝しかありません。ちょうど近いうちに飯田に行こうと思っていたので今回の扉絵はそういう意味でもすばらでした。やっぱり手を胸の上にあてる仕種はお気に入りなのかな。咲さん世界一かわいいよ。
東3局は、ダヴァンが2副露で1000点の早和了り。アサルトライフルが描かれているので今回も和との決闘による和了りなのでしょう。次に和が片和了りの鳴き一通ドラ1を和了った局、南1局と書かれていますが、後続の描写を考えるとおそらく東4局ですね。
南1局
ロン
3巡目、和は由暉子ちゃんの捨てたを見逃しての山越しでチートイドラドラの和了りを見せる。この時点で残り6300点の由暉子ちゃんからの出和了りは敗北を意味するのでスルーは当然ですが、3巡目はかなりの速さ。ダヴァンじゃなくても「ハイ?」と言ってしまう気持ちはわかります。(牌だけに...。)
そして、ダヴァンは以前にガイトさんが原村和を侮るなと言っていたことを思い出す。特徴的な打ち方ではなくそのデジタルを貫く揺るぎない信念が要のタイミングで「ツキ」を呼ぶ、だからこそ侮れない相手なのだと。
これは、今までの対局でも示唆されてきました。長野県予選決勝で部長の言葉を思い出し「前に向かうことを諦めない」と気持ちを切り替えた優希のように、一時は衣の圧倒的な力の前に怯えるも「前に向かう者を好きでいてくれるはず!」と数え役満を和了った池田のように、そしてインターハイ2回戦で皆の期待に応えたいという義務感から麻雀を楽しめずにいた部長が「私自身が楽しめなきゃ―― 始まらないわ・・・・・・!」と自分らしい悪待ちの麻雀で楽しむことを思い出した時のように咲-Saki-では「牌が打ち手の強い思いに応える」シーンが度々描かれていますよね。
阿知賀編でも玄ちゃんの「前に向かうためのドラ切り」や灼ちゃんの「10年越しのリベンジ」でもその強い思いに牌が応えるシーンがありましたし、シノハユでも誰よりも麻雀を愛する慕ちゃんの思いに牌が応えていました。強い信念、その根底にあるのはやはり咲さんの言う「麻雀って...楽しいよね」というセリフなのだと思います。
やっぱり留学生にはどこか日本の高校生を見縊るところがあったようですね。中堅戦で明華にも「日本の学生を削るには十分なはず」というセリフがあったし、ネリーも「ウスザンを殺さず 生かしてネリーにまわせ」と言っていましたしね。実績や肩書きでは測れない日々進化する夏の高校生の強さを臨海の留学生たちはインターハイを通して知ることになるでしょう。
それにしても「私はいつでも真剣なほうの味方だ」ってかっこよすぎじゃないでスカ!すごい風格だ...。真剣なほうの味方というのはやっぱりそれだけガイトさんは麻雀を好きだということだし、強い理由がわかりますね。それとデュエルでダヴァンをまっぷたつにするとか凄い。銃じゃなくて刀を使ったのかな...?銃と刀の決闘を見てみたい。
南2局、速攻で和了ろうと考えるダヴァンだが、鳴きを入れても16巡目に聴牌ではデュエルにならず流局。
昔から素でツイていないからケンカやデュエルや変なものに頼らないといけなくなるのだとへこむダヴァン。ケンカ...?
ツキがないからデュエルに頼るのか、デュエルに縛られた打ち方をしているからツキがこないのか...。南4局のダヴァンの和了りでも待ちの本来ならリーチをかける手でもデュエルを意識するあまりダマを選択してしまうというのは確かに能力に依存し縛られているということになるんでしょうね。
絹ちゃんも末原先輩のデータを元に自分が良い手の時は門前なら13巡目、副露していても10巡目まではデュエルで場を制圧するダヴァンに向かっていってもいいという基準を設けているし、ダヴァンはここからが頑張りどころですね。
南2局1本場で絹ちゃんが8300を和から出和了りし、南3局・南4局はダヴァンが和了って副将戦の前半戦が終了。
持ち点はそれぞれ臨海:166900点(+2500)、姫松:128500点(+1200)、清澄:98100点(-2900)、有珠山:6500点(-800)となった。
絹ちゃんと由暉子ちゃんはダヴァンのデュエルを警戒していたからか、基本的にはダヴァンと和の叩き合いが目立ったけど、絹ちゃんも8300を和了ったりしていたから上位と下位の差が少し開いてしまうという結果になったのか...。残りも大将戦含めて3半荘だし、清澄と姫松の30400点という差は大きいなぁ。
前半戦、おとなしかった由暉子ちゃんだけれどやっぱり大きな「一撃」を秘めているようですね。過去のセリフを考えれば7回のリーチが鍵になりそうですけど。ダヴァンも自分で「真っ暗なの」と言っていましたがデュエル以外にも何か隠された特性がありそうだと洋榎ちゃんのレーダーが感じ取った模様。後半戦、かなり荒れそうな気がするけど和は少しでも差を詰めることが出来るのかな...。
次回は1/16発売号で掲載予定。
以下、本編最新話の感想になりますので未読の方はネタバレにお気を付けください。
(前回の感想はこちら→咲-Saki- 第135局 「攻戦」 感想)
今号の扉絵はかわいいかわいい咲さん。あぁ、素晴らしい...。年明け1話目からすばら過ぎる扉絵で感謝しかありません。ちょうど近いうちに飯田に行こうと思っていたので今回の扉絵はそういう意味でもすばらでした。やっぱり手を胸の上にあてる仕種はお気に入りなのかな。咲さん世界一かわいいよ。
東3局は、ダヴァンが2副露で1000点の早和了り。アサルトライフルが描かれているので今回も和との決闘による和了りなのでしょう。次に和が片和了りの鳴き一通ドラ1を和了った局、南1局と書かれていますが、後続の描写を考えるとおそらく東4局ですね。
南1局
ロン
3巡目、和は由暉子ちゃんの捨てたを見逃しての山越しでチートイドラドラの和了りを見せる。この時点で残り6300点の由暉子ちゃんからの出和了りは敗北を意味するのでスルーは当然ですが、3巡目はかなりの速さ。ダヴァンじゃなくても「ハイ?」と言ってしまう気持ちはわかります。(牌だけに...。)
そして、ダヴァンは以前にガイトさんが原村和を侮るなと言っていたことを思い出す。特徴的な打ち方ではなくそのデジタルを貫く揺るぎない信念が要のタイミングで「ツキ」を呼ぶ、だからこそ侮れない相手なのだと。
「確固たる信念がある打ち手には大事なところで牌が応える」
これは、今までの対局でも示唆されてきました。長野県予選決勝で部長の言葉を思い出し「前に向かうことを諦めない」と気持ちを切り替えた優希のように、一時は衣の圧倒的な力の前に怯えるも「前に向かう者を好きでいてくれるはず!」と数え役満を和了った池田のように、そしてインターハイ2回戦で皆の期待に応えたいという義務感から麻雀を楽しめずにいた部長が「私自身が楽しめなきゃ―― 始まらないわ・・・・・・!」と自分らしい悪待ちの麻雀で楽しむことを思い出した時のように咲-Saki-では「牌が打ち手の強い思いに応える」シーンが度々描かれていますよね。
阿知賀編でも玄ちゃんの「前に向かうためのドラ切り」や灼ちゃんの「10年越しのリベンジ」でもその強い思いに牌が応えるシーンがありましたし、シノハユでも誰よりも麻雀を愛する慕ちゃんの思いに牌が応えていました。強い信念、その根底にあるのはやはり咲さんの言う「麻雀って...楽しいよね」というセリフなのだと思います。
やっぱり留学生にはどこか日本の高校生を見縊るところがあったようですね。中堅戦で明華にも「日本の学生を削るには十分なはず」というセリフがあったし、ネリーも「ウスザンを殺さず 生かしてネリーにまわせ」と言っていましたしね。実績や肩書きでは測れない日々進化する夏の高校生の強さを臨海の留学生たちはインターハイを通して知ることになるでしょう。
それにしても「私はいつでも真剣なほうの味方だ」ってかっこよすぎじゃないでスカ!すごい風格だ...。真剣なほうの味方というのはやっぱりそれだけガイトさんは麻雀を好きだということだし、強い理由がわかりますね。それとデュエルでダヴァンをまっぷたつにするとか凄い。銃じゃなくて刀を使ったのかな...?銃と刀の決闘を見てみたい。
南2局、速攻で和了ろうと考えるダヴァンだが、鳴きを入れても16巡目に聴牌ではデュエルにならず流局。
昔から素でツイていないからケンカやデュエルや変なものに頼らないといけなくなるのだとへこむダヴァン。ケンカ...?
ツキがないからデュエルに頼るのか、デュエルに縛られた打ち方をしているからツキがこないのか...。南4局のダヴァンの和了りでも待ちの本来ならリーチをかける手でもデュエルを意識するあまりダマを選択してしまうというのは確かに能力に依存し縛られているということになるんでしょうね。
絹ちゃんも末原先輩のデータを元に自分が良い手の時は門前なら13巡目、副露していても10巡目まではデュエルで場を制圧するダヴァンに向かっていってもいいという基準を設けているし、ダヴァンはここからが頑張りどころですね。
南2局1本場で絹ちゃんが8300を和から出和了りし、南3局・南4局はダヴァンが和了って副将戦の前半戦が終了。
持ち点はそれぞれ臨海:166900点(+2500)、姫松:128500点(+1200)、清澄:98100点(-2900)、有珠山:6500点(-800)となった。
絹ちゃんと由暉子ちゃんはダヴァンのデュエルを警戒していたからか、基本的にはダヴァンと和の叩き合いが目立ったけど、絹ちゃんも8300を和了ったりしていたから上位と下位の差が少し開いてしまうという結果になったのか...。残りも大将戦含めて3半荘だし、清澄と姫松の30400点という差は大きいなぁ。
前半戦、おとなしかった由暉子ちゃんだけれどやっぱり大きな「一撃」を秘めているようですね。過去のセリフを考えれば7回のリーチが鍵になりそうですけど。ダヴァンも自分で「真っ暗なの」と言っていましたがデュエル以外にも何か隠された特性がありそうだと洋榎ちゃんのレーダーが感じ取った模様。後半戦、かなり荒れそうな気がするけど和は少しでも差を詰めることが出来るのかな...。
次回は1/16発売号で掲載予定。
副将戦入ってから咲の扉絵2回目だからなー
臨海マジで強いな
94頁でサトハさんの腕にブレスレットがないような