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野村茎一の世界

作曲家 野村茎一の作品を紹介する演奏家集団「野村茎一の世界 実行委員会」の公式ブログです。

蕨クラシックフェスタ2013のお知らせ 

2012年10月23日 15時11分32秒 | 新着ニュース

2013年1月27日(日)に開催される蕨クラシックフェスタ2013で、野村茎一作曲「ヴェルレーヌの詩による6つの小品」から第5曲「カテドラルよりも」が演奏されます。演奏者は、この曲の委嘱者であるピアニストの三浦京子さんと齋藤さわ子さんのおふたりです。


2013年1月27日(日)午後1時30分開場 2時00分開演
蕨市民会館コンクレレ・ホール(JR蕨駅西口下車7分)
入場料1000円(全席自由)
※チケットは、作曲工房でも取り次ぎます。お申込みは下記メールアドレスまで。

tomlinあっとinfoseek.jp(あっとを@に変えてください)




野村茎一作曲工房 大人の門下生の会 第2報  拡散をお願いします

2012年08月23日 12時53分33秒 | 新着ニュース
日時:2012年 9月 15日(土)16:00 - 18:00

会場:BARBARA market place(バルバラ・マーケットプレイス)

会費:2000円前後(飲み物は別会計になる可能性あり)

申込先:伊藤美香(ochame0519あっとdocomo.ne.jp)※あっとを@に変えてください。

締め切り:予約の都合上8月30日(木)24:00でお願いします。



バルバラ・マーケットプレイスは霞が関ビル内の「霞ダイニング」の一角にあります。

霞が関ビルHP

霞が関ビル アクセス(少し距離はありますが、JR新橋駅からも歩けます)

霞ダイニング

霞ダイニングのフロアガイド



以下、文責は野村茎一。

 今回、伊藤美香さんがこのような会を企画してくださいました。作曲工房としては2003年以来9年ぶりのことです。(伊藤さんがいなかったら、皆さんとの出会いもなく、作曲工房は無くなっていたかも・・)

 横のつながりを持ちにくいプライベートレッスンだけの関係ですから、作曲工房関係者に知り合いがひとりもいない人が大半と言っても過言ではありません。少なからぬ方が「自分には関係ない」とお考えのことと推察します。

 作曲工房は前述したとおり、工房内に知り合いのいない人がとても多いという環境がデフォルトです。たまたまレッスンで前後して顔を合わせることがある程度でしょう(それでさえ奇跡的に)。

 私の経験上、作曲工房でレッスンを受けると「自信を失う人」と「自信を持つ人」の2通りの場合があります。



 前者の方は次のように考えます(なぜか多数派)。

・ああ、私は今までピアノの音も知らなかったんだ。私って駄目。

・ああ、私はペリオーデも知らずにピアノを弾いていた。私って駄目。

・ああ、私はバイエルもツェルニーも理解せずに弾いていた。私って駄目。

 後者の方は逆に考えます(とても前向きの少数派)。

・私、ピアノの音が聴こえるようになった。やったー!

・そう。これこれ、ペリオーデを知りたかった。やったー!

・へえ、バイエルっていい曲だったんだ。やったー!



 こんなことは実のところ、どちらでもいいと思います。

 作曲工房のレッスンは、私の勝手な考えではなく、過去の大作曲家たち、あるいは古代の哲学者やあらゆる時代の偉大な芸術家・科学者たちが明らかにしたこと、あるいは彼らの視点、人類が拡大してきた知の地平線についてお伝えしようと努力しているつもりです(それが正しいかどうかは皆さんの判断に委ねたいと思います)。

 レッスン内容は過去にすでに誰かが見出したものばかりですが、レッスンそのものはオリジナルであり、他の場では取り上げられにくいものが少なくないと自負しています。ですから、初めて知ることばかりであっても不思議でもなんでもありません。

 “自分以外の作曲工房の全ての人が凄そうに思える” という方もいらっしゃるかも知れませんが、作曲工房にはモラルはあっても人の序列など存在しません。“マイノリティ”という言葉さえ意味を為しません(と、信じています)。

 私は人類が生み出した最高の名曲のひとつが「たこたこあがれ」だと思っていますが(作曲工房外では超マイノリティ)、みなさんは私の考えに賛同するしないは別として、きちんと尊重してくださっています。

 難しい言葉で言うと、哲学者のほうのフランシス・ベーコンが述べた「4つのイドラ(検索してください)」の呪縛から逃れようと努力している人たちの集まりが作曲工房一門の皆さんであると思います(あ~、私は、なかなか逃れらない!)。

 なんだか世の中生きにくい、と感じている方も少なくないことでしょう。みなさんもご存知のとおり、実は私は対人関係がまるで駄目で、居場所がないような人間です(うそ~!と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、本当に本当です)。でも作曲工房の皆さんは全然怖くありません(失礼!)。皆さんに出会えたことを心から感謝しています。

 私は人を誘うのも苦手で、直接お会いした時には尋ねられでもしない限りきっと何も言い(言え)ません。

 ぜひ、ひとりでも多くの方のご参加をお待ちしています。特に孤独を感じていらっしゃる方、居場所が見つかるかも知れません。


  

「野村茎一の世界」第1回演奏会“夜の幸いならんために”を終えて

2011年12月01日 10時39分59秒 | 新着ニュース

 11月19日(土)には、雨にも関わらず「野村茎一の世界」においでくださいましてありがとうございました。予想もしなかった満場満席の大盛会となり、感謝の気持ちでいっぱいです。
 演奏会が終わってから10日が経ち、ようやくその興奮も鎮まってまいりましたので、あらためてお礼の言葉を述べさせていただきます。

 最初に演奏会後、直接言葉で、あるいはメールやお手紙でたくさんの感想やご意見をいただきましたことに対してお礼申し上げます。
 何人かの方からのメールに「まるで夢のような時間・・」というお言葉がありました。
 過去15年以上にわたって、私の曲はひとつの演奏会で1曲か2曲だけが演奏され、それも年にわずか数回の機会に限られていました。演奏会場もバラバラで、それらを全て聴くことは非常に難しかったことでしょう。
 しかし、それらを聴いた人から「◎◎ソナタ良かったわよ」などと聞かされたりすると、聴けなかったことが残念に思えてきて、それが10年ぶりに実現したりすると「本当に夢のような」思いになられた方もいらっしゃったのだろうと想像されます。
 あるいは初演を聴いて、その「新曲効果」も加わって感激してくださった方が、もう一度聴きたいと思ってくださった曲もあったに違いありません。
 そのような追い風に支えられて、今回の演奏会は私にとっても思い出深いものになりました。
 この演奏会を企画してくださった方々が優れた演奏家の方々であったことも、本当に恵まれていたと思います。
 現代音楽の作曲家からの演奏依頼を受けて仕事をしていらっしゃる演奏家の方から認められたことは本当に嬉しいことです。
 また、作曲工房関係者の皆さんの連帯感の強さを感じずにはいられない演奏会でもありました。同じ志を持つ人達が集まったということをあらためて認識させていただく機会を持てたことを嬉しく思います。
 最後になりましたが、蕨市と文化ホールくるるの強い後押しは望外の喜びでした。日本一小さな市であるばかりか、日本中の自治体が苦しんでいるなかで、コンサートの共催者となってくださったばかりか、市長・教育長ご両名が演奏会を最初から最後まで聴いて応援してくださったことは何より心強いものでした。需要も少なく生活基盤の弱いクラシック系の音楽家の多くは、ほとんど雨・風を避けることもできない野生動物のような状態で頑張っています。私達を見守ってくださる方がいるというだけで、本当に嬉しく思います。
 
 これからも真摯に音楽活動に取り組んでいく覚悟です。今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
2011.11.29 野村茎一

2011年11月19日 野村茎一の世界 第1回公演「夜の幸いならんために」のお知らせ

2011年09月02日 13時03分26秒 | 新着ニュース

夜の幸いならんために

2011年11月19日(土)午後1時30分開場 午後2時開演
蕨市文化ホールくるる(JR京浜東北線蕨駅西口下車3分)
一般2000円(蕨市民は1800円) 高校生以下1000円(未就学児の入場はご遠慮ください)

プログラム

作曲家による作品解説
フルートとピアノのための “2つのムード”(2011)
フルートとピアノのためのソナタ(2007)
バスーンとピアノのためのソナタ(2011)
フルート、バスーン、ピアノのためのトリオ(2011)
ヴェルレーヌの詩による6つの小品(2001)

※曲順は入れ替わる可能性があります。

出演
Flute: 前田有文子
Bassoon: 松崎義一郎
Piano: 坂本景子 田中順子

主催: 野村茎一の世界 実行委員会 共催: 蕨市文化ホールくるる 後援: 日本ファゴット(バスーン)協会

9月1日よりチケットのお申し込み受付を開始いたしました。

蕨市立文化センターくるるでは、直接お求めいただけます。
遠方の方は電話、またはメールでお申し込みください。
お申し込みいただいたチケットは原則として受付取り置き、当日清算とさせていただきます。

電話でのお申し込み
蕨市立文化センターくるる 048-446-8311(9:00-20:00)、
前田 048-441-6806(不在の時もあります)

メールでのお申し込み(お名前、チケット種別_市内/市外/高校生以下_と枚数を明記してください。2日以内に確認のメールを差し上げます)
nomurakeiichi_no_sekaiあっとmail.goo.ne.jp(「野村茎一の世界」実行委員会)
tomlinあっとinfoseek.jp(野村茎一作曲工房)
tomlinzzzあっとgmail.com(ウラノメトリアストア)
(あっとを@に変えてください)


野村茎一の世界 実行委員会へのお問い合わせ
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