演奏会のプログラムから「フルートとピアノのためのソナタ(2007)」をご紹介します。
以下は、私家版の楽譜に記した献辞です。
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献 辞
この曲は2001年に構想がまとまり作曲を始めましたが、それはちょうど私自身の音楽的な進歩と変容の時期と重なっていました。そのため、作曲と改訂が繰り返され、第2楽章に至っては3回も完成(未完の完成)させなければなりませんでした。その後、ようやく私自身が音楽的な居場所にたどり着き、これを決定稿とすることができました。
第3楽章だけは2005年7月に単独初演(演奏者は同じ)されましたが、全曲初演は2007年7月21日(土)に新宿区四谷の東長寺内の “きあん” でフルート・中島 恵さん、ピアノ・尾崎知子さんによって行われました。
今まで、もっとも多くの曲を委嘱してくださった中島 恵さんと、私の音楽の深い理解者のお一人である尾崎知子さんに、感謝とともにこの曲を捧げます。
2007年11月18日 野村茎一
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この曲を気に入ってくださった坂本景子さんが、前田有文子さんを誘って2010年9月12日に行なわれた「武蔵野音楽大学同窓会第20回記念演奏会」で演奏してくださったのが下のリンクの演奏です。
初演の中島恵さん、尾崎知子さんによる演奏もとても好きで、演奏者によってそれぞれ異なった魅力を発掘してくださるのは、まさに作曲家の最大の楽しみです(いろいろと教えていただけるという意味では、これに勝るものはありません)。
11月19日には、さらに熟慮を重ねた演奏が聴けるのではないかと、今からワクワクドキドキしています。
・野村茎一「フルートとピアノのためのソナタ(2007)」の演奏音源
(記事更新2011年8月22日、文責・野村茎一)
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・野村茎一「フルートとピアノのためのソナタ(2007)」のPCプログラム再生