モロッコ旅行でご一緒したT夫妻、シルクロード旅行でご一緒したO氏(ちなみにT旦那も同行)と我が妻を入れて合計5人なのだが、みんなの住まいの中間地点(?)ということで川崎集合となった。 一応、「台風ですが…」のお伺い電話をしたのだが「食べ終わる頃には通り過ぎるでしょう。」とのおおらかなご返事♪
雨の中、京急川崎からテクテクと5分ほど歩いて、傘もとばされずに無事到着。 予約は入れてあったのだが、何故かお店の中での連携が悪く席につくのに少々もたつくが、無事着席。

でもって、小皿シリーズからスタート。
上の写真は左から、叉焼、砂肝の自家製ハム、ほたての山椒ソース。
美味しいが四川というよりも無難な中華料理で、山椒ソースだけがちときつかったかな。

続いて手前から、干し貝柱とひげ取りもやしの温か和え、薄切り蒸し豚肉の薬味ソースがけと並ぶ。 小皿料理は1皿を二人で取り分ける分量らしいので、5人だとあっという間に消えていき、写真を撮る暇もない(笑)


小海老とサクサク唐辛子の塩炒めとターサイの塩炒めは2皿分にボリュームをアップする。 この唐辛子は乾燥させて油で揚げてあるので辛さも抜けて、スナック菓子的な面白さがある。
このころから少しずつお腹も落ち着いてきて、おいしくいただきつつも、最近の情報交換などする。 T旦那とO氏は昔のキャリアからか、紳士的に食事をしながらも相当な量の会話をされているのは驚きである。
実は、T夫妻もO氏も既にリタイヤされているご年齢で、ワシとはかなり年も離れているのだが、旅がご縁で仲良くしていただいている。

そろそろ四川料理らしくということで、三陸産カキと新銀杏の唐辛子炒めを頼む。
まわりの色の濃いのは香り付けの唐辛子なので食べない方がよい、というお店の方の忠告を無視してO氏が挑戦する。 結局、T旦那に続き、ワシまで味見することになったが、まあ美味しいもんじゃないですね。
勿論、料理そのものはカキもほっこりとして美味しくいただきました。


中休みのスープは、左がお奨めの上海蟹のミソ入りフカヒレスープ。 さすがに、この組合わせは濃すぎるしお値段も張る。 右の酸辣湯で十分かと…。
この辺りから料理にも結構な個性が出てきだしたので、我が妻は少々ついていけなくなっている様子。


そろそろ〆炭系に移行ということで、土鍋焼き麻婆豆腐です。
一口ご飯がついてくるのだが、結構山椒も効いていて、妻はダウン。
しかし、土鍋焼き麻婆豆腐を売りにしている店がる川崎に2軒ほどあるのだが、もしかして川崎名物なのか?

女子二人は麻婆でダウンしているので海鮮焼きそばの取り分けにする。
男組は麻婆に刺激されたこともあり汁なし担々麺は決定なのだが、フルスケールにするかハーフにするかでしばし悩む。
なぜならT氏もO氏もとうに還暦を過ぎているのだ。 ということで3人なかよくハーフサイズです。

デザートはアンマン(杏仁豆腐+マンゴープリン)で、甘いモノが苦手なワシも美味しくいただいて食事会は無事に終了。
外に出るとまだ雨は降ってはいるものの、風は大分治まっている。
普段はあまりお会いできない方々との楽しい食事会は、話題が世界各地や様々な時代に飛び回り、とても楽しい時間を過ごせました。