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自走式移動胃袋 ~ The nomadic stomach ~

壁際の外食 (+4)

いやはや、新型コロナウイルスの雑学辞典みたいになってきた拙ブログですが、それでも無理矢理に食ネタと絡めていきたいと思います… が、すでに「壁際の外食」と名付けたシリーズも既に14回目となっているのはヨイのか悪いのか…

今回のネタであるゆで太郎記事が前回から間も空いておりませんのは、川崎駅界隈のアサゴハンの選択肢が少なくなっているからというのと、無料チケットがあったからです(得) ということで、二枚もり+(無料の)かき揚げになります。


先客は1人で、後から3人ほどきましたが、40人近い「箱」にワシを入れても5人ですから、三密はトーゼンですが、ソーシャルディスタンスも2mが確保されています。 茹でたての麺には一味+七味をブレンドしてかけておりますのは、カプサイシン効果による免疫活性化を狙います(嘘)


ほどよい感じの麺を啜り、かき揚げをカジカジといただきます。

 

ということで、ココから先は新型コロナウィルスに関する私見がメインとなりますので、ご興味のある方のみお読みいただきたいと思います。

今日もまた…所得制限なしで10万円の一律給付が決まったり、ほどなく緊急事態宣言も全都道府県に展開されるであろうなどと慌ただしい動きがありますが…まさか、我国のトップは「宣言する」という「美しい日本語」ではなく、再び「発出」とかいう「(今回の場面では)不適切な日本語」を使い続けるのでしょうか?

さてさて、本日のメインテーマは、なかよしブログのいそのサンが上げた「(新型コロナで)42万人死亡」という記事への雑学式補足となります。 コチラについては、昨日の記事でも少し触れており、ソコでは、
「8割おじさん=西浦教授の主張はとても正しいのですが、表現方法がまっとうすぎるというか尖りすぎているので、せっかくヨイ発信をされていても…ワシですらちょっと引くトコロがあります。 勿論、より高い効果を即席で狙う意図的な演出とも想像しておりますが、現実を理解する前に『脅し』と取ってしまう善良な市民が出てくるかもしれないのが心配です。」
と書いておりますが、今日になっていくつかのブログ記事や新聞を読んでみると、おそらく多くの方が誤解されてしまうのだろうなぁ…と感じた故の補足です。

今回の発信元は、厚生労働省のクラスター対策班に参加されている北海道大学の西浦教授という方ですが、先の宣言に際して、強く「8割削減」を訴えた故に「8割おじさん」とも呼ばれていますが、会見の位置づけは私人(=学者)と公人(=厚労省傘下)のいずれかビミョーなので、読み解けませんでした。

勿論、ワシは会見に出たわけでありませんが、読み取った範囲ですと、発信内容のポイントは、
* 1人の感染者が新たに2.5人の感染者を生むという感染率を前提とした仮定の計算であること
* 「2.5」という前提では、『行動制限をまったくとらなければ』85万人が人工呼吸器が必要になる重篤化患者となる可能性があること
* 重篤化した数に、中国で報告されている重篤患者の致死率49%をあてはめることで死亡予想者数を算出できること
* 接触の8割減は、どのようにしたら達成できるかということ
のようです。

ここで注意いただきたいのは「85万人に49%を当てた42万人という死者数」を8割おじさんは言ってはいないことと、『行動制限をまったくとらなければ』という前提であるコトです。 おそらくは… 西浦教授が言いたかったことは「人と人との接触を8割減らすことで感染者数を急速に減らすことができるので、結果として発症者を激減させる」ことができるので、「ミナサン、きっちりと接触を減らすような活動をしてください」ということだと思っています。 下の写真は本日17時の川崎駅ですが、電車が到着した直後なのにこの程度でありますが、十分な人数の削減ができているのかは判断が難しいと思います。



西浦教授の話に戻りますが、警鐘を強く鳴らしたいという思いも分かるものの… 少しトリッキーな発信とも感じてしまいます。 勿論、ワシはその提言を全面的に支持しますが、発信方法は少し考えてだきたいなぁ…などと、壁際の外食をいただきながらワシは考えたのでした。

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