羽田に着いたとの連絡はアテにもしていないので、ワシは22時過ぎには一菜に到着して、軽くビールを飲みながらカウンターで待つことにします。 もともとは東京~横浜を根城に暮らしていたので道に迷うようなことはないはずですが、うちな~たいむ(沖縄時間)にしてもちょっと遅いかな?なんて思いながら少し心配になった頃に宿に到着との連絡が入ります。
ご近所の宿泊なので、一風呂浴びてもらってから改めて乾杯デス♪
とりあえず燻製シリーズということで、シーズンがスタートした牡蛎からいきます。 洒落たルックスはコチラAを見ていただくとして、牡蛎自体が燻製に合う風味なのですが、そのエキスがギュッと締まった感じがよいですね。

続いて、ししゃもですが燻製にしたのを焼くと2段くらい味の深みがでるような気がします。 で、この辺りからビールを泡盛に切り替えます。 鹿児島の宿で食べた鰯の丸干しがねぇ…なんて旅話を交えながら美味しくいただいていきます。

さらに今年の新作のオイルサーディン焼きですが、再びルックスはコチラBを見ていただくとして、ミニフライパンの上でニンニクと玉葱と共にオーブンで焼かれたオイルサーディンはそれだけでバランスがとれたなかなかによい味です。

途中、シンペーちゃんの「沖縄じゃフツーの刺身を食べる気にならないんですよ」のリクエストに応えたり、親方に差し入れてもらったナチョとかをいただきながら、古くは遍路物語とかインド話、最近の沖縄の様子とか将来計画とかモロモロとヨモヤマ的に話が弾みます。
もともと寡黙なセーネンという印象の強いシンペーちゃんですが、熱く語るトコロは熱く語ってくれるのでとても楽しく会話が進みます。 スタンスは大きくは変わっていないのですが、月並みな表現をすれば沖縄に行ってから一皮むけて大きくなったという印象です。 あっ、ちなみに厄年だそうです。
夜も更けてきたころに、なんと贅沢にも刺身にできる牛レバーを炙り焼きでいただきます!

いやはや、生でもとんでもなく美味しい朝〆のレバーを軽く炙ることで食感も変わるし、加熱した蛋白質にしかない独特の旨味も引き出されています。 いやぁ~、美味しかったデス♪ ちなみに、メニューにはない新作だそうで、彩り用に添えられたマヨネーズは無視して醤油で食べるのがオススメです(笑)
話は尽きねど夜も一段と更けてきたので、〆にしましょうと明太子ビーフンをいただきます。 お初の方には珍しくもあるのでしょうが、確かオイルサーディンあたりで「もう大体お腹一杯なので、後は泡盛だけでよいです」と言ったはずのシンペーちゃんも小技の効いた料理に箸が停まりません。

最後は何故か親方も交えての大食い話で盛り上がりましたが2時近くなったところで解散することにしました。 いくらスタートが遅かったといっても、さすがにこの時間まで飲んでいると少々こたえましたが、楽しい時間を過ごすことができました。 細かに気をつかって居心地のよい空間を作っていただいた親方に感謝です。
この記事のアップと前後してシンペーちゃんも沖縄に舵を取るはずですが、お互いにこれからもよい旅を続けていき、時々はヨモヤマ話をしていきたいものです。