男鹿半島から戻りました秋田駅もなかなか降りない駅ですので、駅周辺をちょいと散策いたします。 秋田には何回か来ていますが、繁華街は駅から離れたトコロにあり泊まりも夜遊びもそのアタリなのです。

駅チカには目ぼしいものはありませんし、お腹も空いていませんから駅ナカで時間を潰します。

秋田美人もいれば、なまはげもいますね (笑)


さてさて、今回のメインイベントであります寝台特急あけぼのの乗車時間がせまってきます。 ちなみに、自動車道路の場合は端から端までとか全路線制覇とかにはかなりの情熱をかけておりますが、電車系に対してはそこまでの意欲はないので始発の青森からの乗車にはこだわらないで焼きそばのために時間を費やしたわけです(爆)

案内表示を見ていると、もう4年前になりますが、東日本巡回と名付けたツアーの初日に高崎から乗ろうしたら、あけぼのが運休というので焦ったこともありましたねぇ…

青森発の到着を待ち構え、先頭車両の写真を撮ってからパタパタと自分に割り当てられた車両に乗り込みます。


一番それっぽいB寝台という上下二段ベットを選びましたが、寝台列車に乗るのも久しぶりです。


ワシの鉄分濃度はそれほど高くないので詳細説明は控えておきましょう(笑) とりあえず荷物や寝台を落ち着きどころにセットして、通路の引き出し式の椅子にちんまりと座って夜食を開始します。 まあ、まだお腹は空いてませんけど…


ちなみにこの駅弁寿司は青森駅でふいっと購入してしまったのですが、これは拙ブログのなかよしリンク先でもある某高濃度鉄分症の方が念を送るかどうにかして、青森駅にいたワシに焼鯖寿司を買わせたのではないかと思います(嘘)

他の乗客の迷惑にならないように、ヒトリでビールをクピクピとやっているとヲトナリの寝台のカーテンが開き、トートツに鶏ナンコツ串の差し入れをいただきます。 お返しに寿司を摘まんでいただこうとヲススメしたのですが、すっかり出来上がっているようで辞退されました(笑)


この週は雪の心配=運転打ち切りの心配はなかったのですが、以降のあけぼのは発車できたものの新潟県内某所でスタックしたり、その後も運休が続いたりと大変だったようで、なんとも北向きの列車はイロイロと苦労があるようです。
ダラダラと小一時間ほどかけてビールなどを飲んでおりましたが、11時くらいになるとせまっちい寝台にもぐりこみます。車体自体が設計も含め相当に古い旧式寝台車なので、横になるとかなりの音と振動を受けることがあり、慣れないと眠りそこないます。
ワシは旅の必須アイテムでもあるマウスマスク+アイマスク+耳栓で防備を固め、いつの間にか寝入ったようで高崎を過ぎるあたりまでグッスリでした。


ワシにとって最後の乗車になるはずのあけぼのは、ほぼほぼ定刻に上野駅に到着いたします。 ワシは荷物をまとめるとワサワサと列車を下りて、ホームを出口に向かって歩き出します。

記念ということで先頭の機関車の写真は撮っておきましょう。 さてさて、皆様は赤い機関車(EF81型)から青い機関車(EF64型)に変わっているのに気付かれたでしょうか?

平日=月曜日の朝だというのに、あけぼのは相変わらずの人気のようで、結構なヒトビトが写真を撮りにきていますねぇ…

上野駅の雑踏に踏み込めば、徐々に仕事モードに切り替わっていきます。 「しかし、今年の東北は雪が少なかったなぁ…」なんて思いつつ会社に向かったのですが、その後はコチラでしっかりと大雪を堪能することができました(汗)

ということで、リアルタイムレポ「48Hrs.」のスタートからリマスター版「冬はあけぼの。」の終了まで、1ヶ月以上のお付き合いをいただいてしまいました。 長期に渡るお付き合い、まことにありがとうございました。
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