ということで、山下町界隈で前回と違う会合を利用して、オヒルゴハンにスパピザなんぞをいただくことにしました。
会社を出るのが遅くなったので、ちと時間が厳しいので味奈登庵あたりで速攻ゴハンにしようかと惹かれはしたものの、ホフブロウにスッと入ってキリキリとスパピザの大盛りをオーダーします。


スパピザというのは、ナポリタンというよりもミートソースを炒め合わせたようなナイデンテスパを鉄板に載せ、ピザ用チーズをたっぷりと被せオーブンで焼いたようなヤツです。
横浜じゃ有名とは思いますが、ご存知ない方、又はワシのように10年振りの方向けにアップでご紹介デス。

まあ期待通りというか、予想通りというか…こんなモンでしょうねぇ…
おそらく定番メニューのレシピは40年以上変わっていないのでしょうが、もう少し進歩があってもよいのでは…横浜の洋食屋さん達には同様の傾向があるようですが、伝統のメニューを守るにしても何かしらの改善努力はいらないのかなぁなどと思ったりもします。
例えばフランス料理とかのように百年単位の歴史に基づく完成されたレシピと違って試行錯誤の偶然でヒョイと生まれたような横浜洋食だろ…と…
勿論、昔からの味を懐かしむというのはアリにしても、40年前と比べれば食材の入手のしやすさや管理方法、調理器具等々の進歩、味覚の好みの移り変わりが何も反映されていないのは家庭料理であればよいのですが…
ちなみに昭和の時代に我が家のスパといえば
① ミートソース: 茹でてバターを絡めた麺+挽肉・玉ねぎ・人参をケチャップとウスターで炒めたソース
② ナポリタン: ママースパの袋入りで具なし(主としてつけ合わせ)
の2種でした。
そして①が余ると翌日には思い切り茹で置きの麺と残ったソースにケチャップを加えて炒めたのを嬉しそうに食べてまして、それが②とは違う本物のナポリタンかと思ってました(懐)
ついでに申しますと、現在の我が家では、かのスパゲティを「インチキスパ」と称しこよなく愛しております(多分、我妻も?)♪