

時間帯が少し遅かったということもあり、お客はワシらだけだったのでゆっくりとメニューを選びます。
ワシ 「もやし炒めの普通のとピーナッツ油と豚肉のてり焼き、あっ、正油味の方ね、それと牛メンチ、あとチャーハンの大盛りとゴハンの大盛りをひとつづつください。あと、豚汁ありますか?」
店側 「豚汁は売り切れてしまって…あの…大盛りはゴハンもチャーハンも茶碗3膳分以上ありますが大丈夫ですか?」
ワシ 「大丈夫です。」
しばし後に店側が再びやってきまして
店側 「あの後でゴハンを追加されることもできますので、大盛りは…」
ワシ 「じゃあ、ゴハンは中盛り(2膳相当)でよいですが、チャーハンは大盛りにしといてください。」
店側 「足りなかったら言ってくだされば、すぐお持ちしますから…」
ワシ 「ハイハイ」
まあ、女子3人が小食に見えたのでしょうしワシも一般人体型なので、お店の方が残されるのは嫌という場合は、似たような目に結構あったりします。
ですが、ちょっと寂しい気もしまして…
ワシ 「あと、冷や奴ください。」
まずは冷や奴がやってきますが、こちらは豆腐がなかなかヨイ具合ですしタレもイケます。 写真だと分かりづらいのですが、大きめサイズのきっちり半丁なので、そこそこにボリュームがあります。

前菜代わり冷や奴をつまんでいると、ほどなく豚肉のてり焼き(あまから正油味)が到着します。 ちなみに、こちらはみそ味もあります。

お肉がよいというのもありますが、味付けや焼き加減もよくみんなで取り分けていただきます。 ほぼほぼ豚肉を食べ終わった頃に牛メンチがやってきまして、これも同様に取り分けます。

牛肉100%のメンチは肉汁が十分に味わえる出来でゴハン(白飯)が進みます。

我妻はワシの白飯に手をのばしてきます(笑) 義母と義姉は食が細いというのもありますが、付け合わせの野菜もたっぷりなのでサラダ感覚で食べているようで白飯のリクエストはありません。
そして「満を持して」という感じでもやし炒めが登場です。 最初はラードで炒めたスタンダード版です。

こちらはカロリー控えめ&アッサリ味のピーナッツ油炒めですが、写真からは違いが分からないと思いますが、匂いというか雰囲気が違います。

こちらのお店の大人気メニューで、おそらく30年以上やっているお店と推定されますから数十万回の作成経験に基づき完璧なメニューになっているのでしょうが、本当に美味しいもやし炒めです。 もやし炒めなどと言うと、家で食べるのが主で町中華ですら頼むヒトは少ないかと思うのですが、ここのは立派なメニューとして一本立ちしています。

おそらく同じ火力を使っているのでしょうが、スタンダード版、ピーナッツ油版、チャーハンとほとんど間を空かせずに出てきます。

もやし炒めもチャーハンも同系列(なのか?)の料理なので、まずかろうはずがありません。 食の細い2名は既にリタイヤに近いのですがそれなりに箸を進めています。 全体に濃い味付けではないので白飯なしでも平気なので特にゴハンは追加しませんでしたが、全員が十分に満足しました。
こちらは他にも洋食系を中心に惹かれるメニューが多いので試してみたいとも思うのですが、どうしてももやし炒め中心のオーダー構成になってしまいます。 皆様も「もやし炒め?」などと言わずにお試しくださいませね。