自走式移動胃袋 ~ The nomadic stomach ~

サクッと杭州 (後編)

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さて、3日目が実は本番! 西湖一周=約13キロをぐるりと歩く企画なのだが、雲行きが少々心配だ。
日中韓の合同イベントで某航空会社をはじめ皆様力が入っており、挨拶が長~い。
しかも、3カ国語逐次通訳なので尚更時間がかかる。



みんなでラジオ体操なんぞして遠足気分も盛り上げられてからゾロゾロと出発開始。

別に隊列を組むわけでもないので、我妻とそぞろ歩こうとしたら日本語を教えているという日本人の方に呼び止めらる。
生徒さんを一緒に歩かせてほしいとのことで、二十歳前後の女子2名を引き受けることにする。 日本語を学んで1年半ということだが、基本的な会話には不自由はないので助かる。



前日にバスと徒歩で西湖の主要ポイントはまわったのだが、歩いて一周というのはまた趣が違うし、女子学生の日本語練習の相手をしながらのんびりと歩いていく。
天気も何とか大丈夫なようで、かえって暑くないのでよいかもしれない。

ちなみに西湖には「錦帯橋」なる橋があり、岩国の錦帯橋はここから名前を頂戴したらしいが、オリジナルは石造りでした。



女子達は礼儀正しいし、可愛い手作り名刺などもいただいた。
日本語の実地練習をしたいという姿勢も気持ちよいので、4人で戯れながら歩くのも楽しい。
途中、スターバックスでお茶などしながらもどうにか完歩。

一旦、ホテルに戻り、ほとんど唯一の自由食である遅めの昼食を取るために速攻で外出。
それまでは、いわゆるツアー食だったので自由にオーダーできるのが嬉しい。

牛肉とマッシュルーム、青菜の炒め物はスタンダードな中国風中華で久しぶりに美味しいものを食べたという感じです。
お隣は羊肉と紫玉葱の炒め物だが、マトンと香草の匂いがきつく我妻はちょっとNGが入りました。



並んで出てきたチャーハンはパラッとしていてサクサクという感じでいただける。
2人なのでこの辺りと思ったが、我妻リクエストでエッグタルトもオーダー。
半打=6個盛りなので結構な量。 隣の席に日本人女子2名がいたのでお裾分けした後の写真です。



その後は、龍井茶の買い出しに行ったり、友好記念パーティー参加などなどで過ぎていく。

最終日はゆっくりの出発なので、一人で西湖を散歩する。
ワシの旅は「ひとり旅」「移動」がキーワードなので、今回のようなツアー参加の定着型の旅行というのは珍しい。
天気はイマイチだったものの、すっかり西湖を堪能しました。
ちなみに西湖は「せいこ」と読みます。



ホテルに戻り、名残を惜しみつつ杭州市街を後にして空港に向かう。
とっとと出国手続きをして待合室にいたら、ついうっかりスナックバーに入り大排麺なるものを注文してしまう。
CPの悪さはあきらめるとして、塩味がきつすぎですね。



さてさて、無事に飛行機も飛び立ち映画など観ていたら、機内食が…美味しいシーフードカレーだったので、ついついうっかり…



無事に帰国して荷物を軽くほどいた後は、そそくさと田中屋さんで軽く夕食をいただく。
ちなみに我妻は鮪ヅケ丼セット、ワシはカツおろしそば(大盛り)にして今回の旅の〆ゴハンとしました。


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コメント一覧

とも2
え~と
>ぺけ助さん

まあマイナーと言えばマイナーですから…
昔は風光明媚そのものだったのでしょうねぇ…
ぺけ助
う~んと
西湖?と見慣れない名前で
(私が知らないだけかもしれませんでしたが)、
杭州という名前と建物の屋根のデザインから中国?
と思い、前編の文中を探したら中国でした。

中国語の漢文体?は何とか意味が分かりますが、韓国語わけわかりません。

女子2人連れと縁のある日だったみたいで。
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