Oracle言語設定

2007-01-02 05:27:15 | Oracle
1. Unicodeキャラクタセットの扱い
データベースキャラクタセットは、CHAR,VARCHARで使用され、UTF8が使用可能。
各国語キャラクタセットは、NCHAR,NVARCHARで使用され、AL16UTF16が使用可能。
*アジア圏の言語は、UTF8使用時には、3バイト使用する文字が出てくる。

2. クライアント側の言語設定を行う場合
NLS_LANGUAGE,NLS_TERRITORYで設定される。(初期値はNLS_LANG環境変数により決定。)
NLS_LANG変数は、Windowsの場合、レジストリに設定してある。
ex) HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREORACLEKEY_OraDb10g_home1NLS_LANG

3. 日付の和暦表示を行う場合
TO_CHAR(hiredate, 'EEYY"年"MM"月"DD"日"','NLS_CALENDAR=''Japanese Imperial''')で、以下の例のように表示可能
ex) 昭和55年12月17日

4.セッション側のタイムゾーン設定変更
・ALTER SESSION SET TIME_ZONE
・ORA_SDTZ環境変数

5. 日付形式の設定
・DATE型は、NLS_DATE_FORMAT(初期値はNLS_TERRITORYにより決定)により決定される。
・TIMESTAMP型とTIMESTAMP WITH LOCAL TIME ZONE型は、NLS_TIMESTAMP_FORMATにより決定される。
・TIMESTAMP WITH TIME ZONE型は、NLS_TIMESTAMP_TZ_FORMATにより決定される。

6. ソート処理制御
NLS_SORT,NLS_COMP初期化パラメータ(大文字、小文字を意識しないソートを行う場合は、NLS_COMPをANSIに設定する。)もしくは、NLSSORT関数により行う。


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