天 下 三 家 の 計 2015-02-12 22:24:51 | 詩 亮曰く天下三分の計 臣曰く天下三家の計 吾の夢に一夜一睡にして告ぐ 師は現れて衆庶を愛し 救わんと欲せよと 相争うことなく計略を策せよと 天下は治世を欲し臣下が治めるべし さすれば乱世を許さず 平和を望めるはずと 血統は争わず愛の世を望んで止まず 安 達 紀 行
報 国 心 2015-02-12 22:04:56 | 詩 吾は七代に成らざりし 我が愛は水魚に勝るなり 時に感じては唯涙を流し 信情如何に深きかを 会うこと叶わず如何にせん 吾救いを求めず苦しむのみ 君の虚心坦懐に泣く 愛は祖国の難を救うはずと 安 達 紀 行
兄 弟 2015-01-15 22:18:49 | 詩 豆を煮るに豆殻を燃やす 豆は釜の中に在りて泣く 殻は釜の下に在りて泣く 豆は殻が熱いと察して泣く 殻は豆が熱いと感じて泣く 豆も殻が熱いと感じて泣く 此れ何ぞ甚だ急なる 此れ元より 同根より生けるものを 曹 植
失 望 2015-01-15 21:55:28 | 詩 夢は二十年を過ぐ 若き日の想い叶わず 悔い無き我が人生 然れども世を憂い 乱れんとするを悲しむ 如何ともし難き憎悪 生を受けて未だ功ならず 心醜く欲深き者を憎む 吾は何故に生を受けたるか 安 達 紀 行
権 欲 者 2015-01-15 21:33:31 | 詩 人は常に権欲を欲する者にて 思うままに人を動かし捨てんとす 故に強者は貪って嘲笑い 弱者は虐げられて悪に走らんとす 如何ともし難き醜き世 然れども吾は弱者にこそ欲して この世に善の魂を欲する者なり 英雄は仁と義を特に 好む者なればこそ 安 達 紀 行