インプットとアウトプット

秋晴れの気持ちいい天気が続く。
あまりの穏やかさに移ろう季節のことを忘れそうになるが
やはり朝夕の冷え込みは確実に深まり
秋は静かに冬の入口へと歩みを進める。
土曜日には弓道の大会のあった長女が今朝は長い弓を持っての登校だったので
次女も乗せてくるまで送っていった。
次女が外に出ると最近は「ほっ、ほっ」と息を吐く。
息が白く輝くのを待っているらしい。
冬が楽しみという感覚は僕のほうはもうとうに何処かにおいてきてしまった。

今日の長女の校内実力テストをもって混み入っていたテストラッシュも一段落となる。
普段のお勉強をインプットとすればテストはアウトプットとなる。
アウトプットが短期に重なるというのはあまり有意なことではないのだが
長女の場合はセンターや定期テストに実力テストと出力分野が多岐にわたるのでしょうがない。
小学生であれば年に2度の全国統一小学生テストによる数、国のチェックと
過去問を含む英検による英語のチェックで十分であろうと思う。
アウトプットはあくまで軌道修正のためのツールであり
副次的に一喜一憂はあっても、確認以外の意味はない。
次女は今回のテストでは数学では計算ミスへの対応と方程式対策という軌道修正を
国語は今のところ現状の道を進めばいいというお墨付きを得ることができた。
そして英語は来年の英検3級を待てばいい。
長女はやはり小説ということになろうと思う。
どう軌道修正するか思案のしどころではあるが
評論が形になりつつあるぶん、課題は減ったと積極的に捉えよう。

さて今日からはいつもの地道なインプットへと戻ることになる。
アウトプットが続くと外食や遊びにも行けない緊張感がつきまとうが
ようやく僕も一息というところ。
次女の「ステップ式英語」は中1巻末英作文を終え中2巻末へ
「自由自在高学年」2周目は257ページの「平均の利用」を。
長女とは再び「現代文キーワード」の要約となる。
インプットは根気のいる地味な作業に他ならない。