播但自動車道を北上。
大屋町に入ると標識があり、駐車場に車を止めて、上り坂を15分程歩きました。
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看板によると、『階段状に石垣を積んであるのは、養蚕のための桑畑の跡です。養蚕が盛んだった昭和初期、人々はこのような山の奥まで切り開きました。養蚕には大量の桑の葉が必要です。10貫目(約40kg)以上もある桑の葉を、家まで担って帰るという大変な重労働でした。養蚕が行われなくなった昭和40年代に、桑に代わってスギやヒノキが植えられました。』とのことでした。
顔を上げると、養生をされた大桜が見えてきました。
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ミツマタが所々で満開になっていました。
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私たちが行った次の日、神戸新聞に樽見の大桜の記事が出ました。『1990年代には衰えが顕著となった。樹木医が治療で枝を支える柱を組み、土壌を改良。幹の途中から地表へ伸びる「不定根」を保護し、水の吸い上げを補強した。』とのことです。
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