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[各グループ推しメン] 乃木坂46→与田祐希 日向坂46→佐々木美玲 櫻坂46→守屋麗奈

櫻坂46&日向坂46、アイドルシーンの新陳代謝に一矢報いるか オーディション同時開催の意図を考える

2024年08月16日 21時19分00秒 | 坂道グループ
こ~んばん~わ


 櫻坂46と日向坂46の単独オーディションの開催が8月4日深夜に発表された。

 まず驚きだったのは、今回のオーディション情報が同時に発表され、そして同じ期間に開催されるという点。櫻坂46は「君ガ咲ク。」、日向坂46は「好きで。好きで。好きだから。」をキャッチコピーとして掲げ、両グループともに8月5日正午〜9月6日17時まで募集中。併願可能で、しかも7月29日に締め切られた乃木坂46の『6期生“夏組”オーディション』への応募者もエントリー可能という、これまた驚きな応募条件が盛り込まれている。

【君ガ咲ク。】櫻坂46 新メンバーオーディション ティザー映像

【好きで。好きで。好きだから。】日向坂46 新メンバーオーディション ティザー映像

 振り返れば2018年、両グループの前身である欅坂46とけやき坂46は、乃木坂46も含めた3組で『坂道合同新メンバー募集オーディション』を開催したことがあった。櫻坂46の二期生、日向坂46の三期生となったメンバーが募集され、最終審査を経て39名が合格。欅坂46には田村保乃、松田里奈、井上梨名、藤吉夏鈴、森田ひかる、山﨑天、武元唯衣ら9名、けやき坂46には上村ひなのの配属が決定した。さらに2020年2月には、現・櫻坂46の守屋麗奈をはじめ、配属されていなかった合格メンバー(坂道研修生)の配属先も発表され、後にシングル表題曲のセンターを担うような中心的存在が合同オーディションから誕生したことになる。


の商品画像
櫻坂46『自業自得』(通常盤)


坂道グループがさらなる存在感を示すために

 今年のオーディション同時開催の大きなメリットとして挙げられるのは、アイドル市場における大きな盛り上がりが期待できる点、そしてその中で改めて坂道グループの存在感の大きさをアピールできるという点である。

 今まさにアイドルシーンはターニングポイントを迎えている。長年、シーンを牽引してきたでんぱ組.incが2025年初頭に解散することが発表され、2010年代に台頭した事務所・WACK所属のBiSHが2023年に解散し、BiSも第3期BiSの解散ライブをもって活動を終了することを発表した。一方、FRUITS ZIPPER、超ときめき♡宣伝部などが近年、TikTokでの流行を追い風にして、一躍シーンの最上位へと上り詰めた。「アイドル戦国時代」と称された時代から約15年。明らかな新陳代謝が起きており、新しいコンテンツやフィールドにフィットするグループが新規ファンをどんどん獲得している。

 そんな中、櫻坂46と日向坂46はともに2025年、欅坂46とけやき坂46の結成から10周年を迎える。アイドルシーンにおいてはすでにベテラングループの域に達する彼女たち。もちろん、伝統を誇るアイドルグループがどっしり構えて進んでいくよさもあるが、いかなるグループであっても瞬く間に淘汰される可能性がある今のシーンにおいて、やはり「坂道グループ、ここにあり」を強調してほしいもの。

 そう考えると、単独オーディションの同時開催で規模感を広げ、話題性と盛り上がりを生み出そうとする今回のオーディションからは意欲が感じられて好印象である。何より前述したように、2025年にメモリアルイヤーを迎える両グループともに、新しいやり方で新規メンバーを迎え入れることの意味もしっかり感じられる。


櫻坂46『自業自得』
日向坂46『君はハニーデュー』

幅広い逸材の発見、良質な世代交代の実現へ

 日向坂46に関しては、一期生の加藤史帆、東村芽依、ニ期生の丹生明里、濱岸ひよりの4名が、9月18日リリースの12thシングル『絶対的第六感』の活動をもって卒業することを発表。グループの中心を担い、モデル業やバラエティ番組などソロでの活躍も目立つメンバーであることから、その衝撃は大きかった。櫻坂46も2023年11月に一期生の土生瑞穂、2024年2月に同期の小林由依が卒業しており、刻々と世代交代が進んでいる。


日向坂46 12thシングル「絶対的第六感」ティザー映像

 ただ本当の世代交代に必要不可欠なのは、新しい才能の台頭だ。もちろん両グループともに現メンバーも豊かな顔ぶれが揃っているが、層を厚くしていかないと、“体制”というものはすぐに崩れてしまう。今回の単独オーディションの同時開催は併願可能ということで、運営的には、幅広い逸材が発見できることを期待しているのではないか。

 たとえば「日向坂46の方向性ではないが、櫻坂46には合うのではないか」という応募者もいるかもしれない。選考方法の詳細はわからないが、両グループの運営チームが連携を取りながらそういった才能を見つけ出すことも、おそらく今回の場合は可能だろう。このような過程が、良質な世代交代の実現につながるように思える。

 ちなみに筆者が楽しみにしているのは、先に記したオーディションのキャッチコピーの意味するものである。櫻坂46の「君ガ咲ク。」は、ずっと眠っている自分の力を、これを機に思いっきり発揮してみないかという問いかけのように思える。日向坂46の「好きで。好きで。好きだから。」からは瑞々しい情熱と高揚感が漂っており、応募者に、これまで自分がどんな物事に向き合ってきたのかを再確認させるようなフレーズに思えた。つまり、キャッチコピーのカラー自体はかなり異なる。併願可能とはいえ、応募者がそれらのコンセプトにどれだけ近づけられるかも、重要になるのではないだろうか。

 同時開催の単独オーディションでどんな才能が見つかるのか。原石は掘り出されるのか。数年後、グループを牽引するだけではなく、日本全体を元気づけるようなパワフルなメンバーが登場してほしい。

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