乃木坂46中西アルノ 「死ぬ気でステージ作ります！」アンダーライブで多面性出し尽くす

こ～んばん～わ


　乃木坂46中西アルノ（20）が、25日から横浜・ぴあアリーナMMで3日間開催される「34thSGアンダーライブ」への意気込みを語った。アンダー曲初センター＆アンダーライブ初座長でプレッシャーもかかる中、「カッコいい」も「かわいい」も見せる多面性でライブを引っ張る。


「乃木坂46 34thSGアンダーライブ」への意気込みを語った中西アルノ

　

昨年、最新シングル「Monopoly」の選抜メンバーが発表された後、その場でアンダーメンバーのフォーメーションも伝えられた。「選抜メンバーが名前を呼ばれた後にアンダーメンバーも呼ばれていったので、最後席に座っているのが私だけになって。その時間は永遠に感じられました」と振り返った。

　「うれしいとか思う余裕はなくて、自分がセンターだと分かった瞬間から、アンダーライブのことを考えていました。アンダー曲のセンターになるということは、アンダーライブを引っ張っていく人になるということ。間近で見てきたからこそ、私が今回やるのかっていう不安が頭の中を駆け巡っていました」


連載「坂道の火曜日」　「乃木坂46 34thSGアンダーライブ」への意気込みを語った中西アルノ

　14年から始まったアンダーライブも今年で10周年。独特の熱量と、思いのこもったパフォーマンスでファンを魅了してきた。「アンダーライブはダンスの激しい曲や、新しく振り付けを覚える曲も多かったりするんですけど、みんなの士気を上げなきゃいけない立場の私が『不安』とか言っている場合ではないので。ネガティブをつぶして、出来る限り前向きでいたいなって思います」と誓った。


「乃木坂46 34thSGアンダーライブ」への意気込みを語った中西アルノ

　センターに立つ最新アンダー曲「思い出が止まらなくなる」は爽やかなポップナンバー。「すごくかわいい曲です。自分自身にもそういうイメージがなかったので意外でした」と明かした。加入したばかりの22年3月に初センターに立ったシングル「Actually…」で見せるクールでカッコいい印象も強かった分、新たな一面を引き出す曲となる。

　「スタッフさんからは『多面的な部分も持ってると思う』と言っていただきました。『Actually…』と『思い出が止まらなくなる』は全く反対のような曲なんですけど、どっちも自分の一部みたいな感覚ではいます」

　22年2月に5期生として加入してまる2年となる。「今までは目の前のことをただ一生懸命やることしかできなかったんですけど、今年は何かもう1個、私にしかできないプラスアルファを加えて1つ1つのお仕事に丁寧に向き合いたいです」と意気込んだ。「あとは自分のことだけじゃなくて、グループの周りのこともよく見られる人になっていきたいです」と理想像も明かす。


「乃木坂46 34thSGアンダーライブ」への意気込みを語った中西アルノ

　「アンダーメンバー14人全員が輝くライブになればいいなと思います。『思い出が止まらなくなる』のMVも、1人1人にめっちゃかわいいところがあると思うので。見てくださる方々が『あの子のここもいいな、この子のここもいいな』って思うような」

　独特の深みのある歌声を持ち、ライブや歌番組などで活躍中だ。一方、バラエティーでは三枚目の愛されキャラでも存在感を発揮している。「『カッコいい』とか『かわいい』とか、いろんな側面を持っているのかもしれないので。全てを出し尽くして、死ぬ気でステージ作ります！」。笑顔で挑む初の大役で、新たな魅力が開花する。

◆中西（なかにし）アルノ　2003年（平15）3月17日、千葉県生まれ。名前の由来はイタリアのアルノ川で、両親が旅行で訪れた際印象に残ったという。NHK・Eテレ「NHK俳句」レギュラー。CSのTBSチャンネル1「Spicy Sessions」でMC。157センチ。血液型A。

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