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いろはにぴあの(Ver.3)

ピアノを趣味で弾いています。なかなか進歩しませんが少しでもうまくなりたいと思っています。ときどき小さな絵を描きます。

ラ・フォル・ジュルネ

2012年05月06日 | ピアノ・音楽

 4日と5日、ラ・フォル・ジュルネに行ってきました。4日は周辺探索と無料コンサート中心で友達にも再会。充実していました。無料コンサートはフルートとピアノのデュオで胸のすくようなプロコフィエフや、ヴァイオリンとピアノとのデュオで哀愁あふれたチャイコフスキーやラフマニノフを聴いたのでしたが、若手演奏家たちののびやかで工夫のこらされた演奏に出会えてよかったです。民族楽器のユーモアあふれた素敵なバンド「テレム・カルテット」にも出会え、おととし行こうとして行けなかった公開レッスンにも顔を出すことができました。テレム・カルテットは、ロシアの民族楽器(ソプラノドムラ、アルトドムラ、コントラバラライカ、バヤン)を使うグループ。レパートリーはロシア民謡からチャイコフスキーのそりすべりなどのクラシックの曲、そしてザ・ピーナッツの恋のヴァカンスとバラエティに満ちていました。高度な超絶技巧と抜群のノリの良さ、そしてユーモアで会場全体を沸かせていて、彼らは真の音楽家でありエンターティナーだと感じ入った次第です。(テレム・カルテットの参考リンク)公開レッスンはピアノで先生はエル・バシャ先生。曲目はプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番。難曲で高度な内容でしたが、先生のおっしゃったことは高度でありながらも役に立ちそうな内容でした。4日は友達のかしこい計らいで思い切り楽しむことができました。感謝です。

 

 5日はピアノ関係の公演を中心に。エル・バシャ先生によるラフマニノフの前奏曲。公開レッスンで語られていたとおりのことをみっちり実践されていました。しかしそれだけではなく表現力にあふれており人の心をひきつけずにはおれない演奏でした。たちまちエル・バシャ氏のファンになってしまいました。彼についてはまた書きたいです。その次は2台とソロとの演奏で、演奏者はボリス・ベレゾフスキー氏とクレール・デゼールさんという組みあわせ。エンゲラーさんが病気で出れなかったため代役といて出演したクレールさんでしたが、美しいスクリャービンのエチュード、そしてベレゾフスキー氏との息の合ったラフマニノフの幻想的絵画を演奏していました。合わせる時間も少なかっただろうにすごいなあ。ベレゾフスキー氏はロシアの星のようにダイナミックな演奏をされていました。そして今朝思いついて申し込んだ福袋。うずうずして申し込みました。演奏者はアレクセイ・ヴォロディン氏で、曲目はラフマニノフの楽興の時、ソナタ2番、そしてチャイコフスキーのくるみ割り人形の編曲版(誰が編曲したのかがわ分からなかったのが残念。ヴィロドン氏本人だろうか)というヘビーなものでしたが、なんとヴォロディン氏はこれらの凄い曲を、ちょっとピアノを弾きに来たよ、というような雰囲気で現れ、その後は手が20本ぐらいある北斗神拳のような打鍵やたまらなく甘く歌いこむような演奏を自由自在に演奏していたのでした。雄大なロシアを目の当たりに感じることのできるような演奏でした。

 

 お腹いっぱい胸いっぱいになった後、お口直し(?)に「マーブル」によるマトリョーミンの合奏を聴くことにしました。(関連記事)マトリョーミンはロシアで発明された電子楽器テルミンを入門しやすくするために、テルミンの機能をマトリョーシカの人形に入れて演奏するようにした楽器で、発明された方はなんと日本人。今日演奏されたメンバーでもある竹内正実さんだそうです。手を近づけたり話したりするだけで人間の高い声に近い音がでていて、見事な合奏になっていました。手を近づけると高音に、遠ざけると低音になります。そこはなんだか弦楽器や管楽器と似ているような気がするのですが、面白かったのは、手を広げると高音に、握ると低音になるところでした。手を細かく開閉することで、細かな音階を表すことができるようでした。また演奏者の方たちは、合奏中でも自分の音を聴くことができるように、マトリョーミンから聴診器をつないで耳に当てていました。電子楽器とはいえ、聴くことと奏でることの原点を思いださせてくれるような、そんな楽器のように思えました。残念ながら高低は表せるものの強弱は表せないマトリョーミンでしたが(テルミンは強弱も表せます )味わい深いロシア民謡の合奏をたくさん聴くことができました。

 

 そして現在もぬけの殻状態。。。明後日からまともな生活に戻れるのだろうか、戻らないといけないのだけどね。そして先日のピアノのアップ音源を期間限定に変更することにしました。

 

 また内容について思いついたときに、随時追加していけたらと思います。今日はひとまずここまでにします。


昨日は

2012年04月30日 | ピアノ・音楽

 録りだめしていた録画を聴きながら、本を読んた。

 録画はBSクラシック倶楽部2本、プレミアムシアター1本、そして本は大島真寿美の『ピエタ』。

 BSクラシックはヴァイオリンの竹澤恭子(ピアノは小川典子)とピアノのリーズ・ドゥ・ラサール。竹澤さんの録画はかなり前のだった。古くなるとハードの関係上録画していてもやむをえず削除することもあるのですが、本当に削除しないでよかった。イザイの『冬の歌』からぞくぞく、メシアンの『ヴァイオリンとピアノのための幻想曲』でメシアンのちょっと違う一面を発見。そしてフランクのヴァイオリンソナタで悶絶。素敵~。小川さんのピアノも美しく息がばっちり合っていた。フランクのヴァイオリンソナタ、いつかやっぱり生を聴かなければ。

 リーズ・ドゥ・ラサールさんはピアノだということで録画したが今回観るまで知らなかった。見かけはフランス人形みたいにかわいらしい方だが、非常に切れがよくエネルギッシュで表現力も豊かな演奏。曲目もリストのバラード2番、葬送曲、シューベルトのセレナーデやワグナーのイゾルデの愛と死をはじめとした編曲物とリスト三昧。めりはり満点、難所も余裕、うっとりとされ曲の世界にすっかり入り込まれているように見えた。いい意味でアブナイ感じが。その後Googleで検索をかけてみた。CDのジャケットを見て思い出した。あのジャケット、見たことある、視聴したこともある。ぱりっとしたかっこいい演奏をする方だと度肝を抜かれた記憶がよみがえった。すごいな~。若さっていいな~。切れが違うな~。確かに彼女は天才だと思うが。

 プレミアムシアターは若かりし日のアルゲリッチ。チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番とプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番という組み合わせ。こちらもぱりっときれがよくはつらつ。見事な表現力だ。録画にはその前にトスカも入っていた。ながらではなくて今度はちゃんと観たほうがよさそう。

 それらの音楽を聴きながら『ピエタ』を読んだ。贅沢なひとときだった。本の内容から音楽は違うものがよかったかもしれないが。

 『ピエタ』は18世紀のヴェネツィアが舞台。作曲家ビバルディは孤児を養育するピエタ慈善院で音楽的な才能に秀でた女性だけで構成される〈合奏・合唱の娘たち〉を指導していた。そのビバルディが亡くなったという知らせからドラマが始まる。ピエタに捨てられた捨て子であった教え子たちはビバルディ先生のもとで音楽を学んだり個性を伸ばしたりしながらかけがえのないひとときをすごしていた。語り手で住み込みの書記、語り手の親友で音楽的な才能に優れた演奏家、一緒に音楽教育を受けた貴族令嬢、賢く高級娼婦、音楽以外の別方面で活路を開きながらもビバルディと心を通わせていた生徒が主な登場人物。一緒に音楽教育を受けた貴族令嬢からの、一枚の楽譜に関する依頼がきっかけで、語り手のエミーリアをはじめ登場人物は多くの人たちと関わりながら自分自身とも向き合うことになった。でてくる人たちがとにかく健気。「よりよく生きよ むすめたち」という言葉が説得力をもって迫ってきた。課題も残されたが楽譜の謎も美しく解決した。貴族令嬢ヴェロニカの人物像から受ける印象がはじめとおわりとでまったく違っていて一貫性がないようにも思えたが、人はそれだけ複雑で多面的なんかもしれない。また高級娼婦のクラウディアは出だしから鮮明な印象、こんな方が身近にいたらあこがれるがちょっとこわいとも思ったり。今日は一気に読み飛ばしてしまったが、ときを置いてあらためて読み直したいと思った。こんどは『調和の霊感』を聴きながら。

 そしてEテレの「ららら・クラシック」も見た。チャイコの「眠れる森の美女」バレエ版抜粋でも見れてよかった。知っているメロディーがたくさんでてきてわくわくした。そして黛敏郎作曲、男性だけの舞踏「ザ・カブキ」にしびれた。きりりとした和の世界のかっこよさ。生演奏に合わせて華麗に踊る彼らにしびれた。「ららら」はじめはちょっとインタビューで耳障りに感じた面もあったものの、気にならなくなってきたし、なんといっても多角的な視点から音楽を紹介してくれるところがいいと思った。


杉谷昭子さん ピアノリサイタル

2012年04月29日 | ピアノ・音楽

 杉谷昭子さんのピアノリサイタルに行ってきました。杉谷さんのリサイタルは私が関東に来た年の秋にも行っていました。テーマは杉谷さんの師匠でもあったクラウディオ・アラウへのオマージュということでした。

 曲目

シューマン作曲 歌曲集『リーダークライス』作品39より

           第1曲 “異郷にて”(キルヒナー編曲)、

           第12曲“春の夜”(リスト編曲)、

           歌曲集『ミルテの花』作品25より

           第1曲 “献呈”(リスト編曲)、

           幻想曲 作品17

リスト作曲     コンソレーション 第3番、

           巡礼の年 第1年 スイスから 第6曲 “オーベルマンの谷”

ショパン作曲   ノクターン 嬰ハ短調 遺作、

           マズルカ イ短調 作品67-4、作品17-4、

           エチュード ハ短調 作品10-12 「革命」、

           ワルツ 変ニ長調 作品64-1 「子犬」、

           ポロネーズ 変イ長調 作品53 「英雄」

アンコールは

S.カルディッロ作曲 杉谷昭子編曲 「カタリ・カタリ」

ファリヤ作曲 火祭りの踊り

シューマン作曲 子供の情景より「トロイメライ」

 磨きのかかった美しい音色で、心のこめられた演奏でした。特にシューマンの歌曲集、幻想曲の第3楽章、リストのコンソレーション第3番、ショパンのマズルカのような抒情的で深い精神性を求められるような曲でこまやかな持ち味がでていたような気がします。他の曲でも、大局的な解釈をされている面があり、なるほど、このような解釈もあるんだ、と思えるところがありました。

 アンコールでの『カタリ・カタリ』がよかったな。原曲はイタリアのオペラ歌手エンリコ・カルーソーのために、イタリアの作曲家サルバトーレ・カルディッロ(カルディロ)によって1911年に作曲されたナポリ歌曲で、杉谷さんがピアノ曲に編曲したものでした。CDのタイトルにもなっており杉谷さんの思い入れが非常に深い曲だと感じました。この曲の生演奏が聴けてよかったです。持っていったCDにも、サインをしていただきました。

 いつまでもお元気に演奏活動を続けられますことを。


レッスン

2012年04月28日 | ピアノ・音楽

 昨日はレッスンでした。

 昨日ブログに書いたことは、気を付けながらももっとも気にすることではなかったようだ。やっぱりポイントがずれていたのかな。音の区切り方についてなるほどと思えることがあったものの。

 他にも気を付けないといけないことがたくさんあった。メトロノームをかけながらも、ちょっぴり味付けしたほうがよいところがあった。そこに関する指遣いをちょっぴり変更することに。内声を弾く場合、ちゃんとつながって聴こえるようだったら右手から左手、左手から右手に渡してもいいはずなのだが、なぜかそのようにしたくないという思いこみがあったらしく、そのために弾きにくいところがあった。変更したほうが弾きやすそうなので変更することにした。ほかにも指の支えとかフォームとか。気を付けていたところが「自称」にすぎなかったようだと思えたところも。なかなか難しい。少しでも望むように弾けるようになりたいな。

 頭で分かっていても音で表現できなければ分かっていることが伝わらない、そういう感じです。肉体に大いに関係している気がすると話したら、肉体ではなくてテクニックだとのこと。でも体の動かし方だから、やっぱり身体的な要素が強い気がするのだが。感覚がいい感じに鋭敏になり、動かし方に反映できるようになりたい。

 本音を言うと時間をかけているものの、今フランクのこの曲しかやっていない、という気持ちにもなったりする。それなのに弾けていないとも。弾いていた曲が弾けなくなっているだろうな~とも。やっぱりちょっと思うのだ。ほかの曲もやりたい、と。本当は、一曲でも掘り下げたらきりがなくてきりがなくて底なし沼なんだろうけどね。ちなみに私の場合は掘り下げる前のところで堂々巡り状態。でも今はあんまり考えすぎないようにしよう。縁あって、弾いているのだから、この曲を通して、学べることはしっかり学んでいきたいと思う。一聴ぼれして絶対に弾こうと思った大切な曲だから。

 ちなみに昨日。仕事は代休がとれたからか、料理はいつもよりもちゃんとできた気がする。でも平日も帰り遅くてもいつの間にかご飯を作っているのだから自分でもがんばっているなあと思う。そしてみなさんも、当たり前と呼ばれてしまいそうなことを(そしておそらく本当にたくさんのことを)毎日ちゃんとやっているんだな、お疲れ様です。拍手です(本音で書いています)。

 もう寝なくちゃ。もう寝ます。


こんなところで、かもしれませんが

2012年04月26日 | ピアノ・音楽

 久しぶりに楽譜をアップした。フランク作曲のプレリュード、フーガと変奏曲の、変奏曲の出だし部分だ。

 今難しいと感じているのが、この変奏曲の出だしの右手の部分。「主旋律を補い、引き立たせるために演奏される」働きをするオブリガートでもあるところ。左手のベースと調和するように出過ぎずレースのように細やかに真珠のように粒をそろえて弾こうとしているのだが、どうもど不自然な凸凹になりやすい。気をゆるませたら必ず、また、心を配っていてもどこかで突起のような音がびょんと出てくる上に、この出だし部分で動いているのは右手だけなのでさらに余計な突起が目立ちやすいのだ。そして最大の難所が赤い角丸で囲んだところ。素直に考えたらレ、ミ、ファ♯を若干聴こえるようにすればよいのかもしれないが、その部分を聴いてみるとその「レ、ミ、ファ♯」が強調されすぎて尻もちをついているみたいな気がしてならない。そう、右手でいえば高低高低高低、低の音は同じ音高、高の部分にちょっぴり重心を置くようなところをきれいに弾くのは非常に難しいと感じた。そういえば昨年苦心したインベンションの8番の出だしもそうだった。何度やっても自然に聴こえず困っていたな。どちらも間違えずに弾くのは全然難しくないのにね。

 ちなみにCDなどで聴いた演奏では、レ、ミ、ファ♯のところで若干重くなったり微妙にバランスが崩れそうだったりしているが、思い切って流しているような気がした。このyoutube(3分53秒あたりから)もそうだ。全体的な流れや方向を大切にしているような気がした。そしてかなり自由に弾いているような気がした。なのでこの箇所で固まっている場合ではないのかもしれない。間違えやすいところや大切なところが他にしっかりあるのだから。でも今はやっぱり気になる。細かいということは十分に分かっているのだけど。結局は思い切って流していくことになるかもしれないが、今はちょっと検討してみたい。


自然に

2012年04月25日 | ピアノ・音楽

 ブログ、書きたいネタは断片的に浮かぶのだが、いざ書こうとなるとちょっと気張ってしまうこのごろ。。。

 そうだ、今の私のピアノ練習で頭に浮かんだことを書こう。音をちゃんと出す、ということよりも、音と音とのバランスをとれるようにするのが最大の課題。一つは横のバランス、そしてもう一つは縦のバランス。横のバランスは次の音へとつなげるときに「自然」な感じでつながり流れていっているか、ということ。そして縦のバランスは重なった音の強弱や動きのバランスが「自然」な感じでとれているか、ということ。

 「自然」というのが最大のテーマのようだ。それだけ「自然」に聴こえる演奏をするのって難しいから。その「自然」の定義や範囲はひとそれぞれかもしれないが、最大公約数的なものがちゃんとあると思う。

 また、「自然」でありながらも、そこに少しでも自分ならではの感情を込められたら、と思うのだ。そのさじかげんが大切なポイントだな。

追記)「自然」とはいっても、つまらん自然なら「」だ。やっぱり凛とした意思があって生き生きしていなくちゃ~。


インゴルフ・ヴンダー氏 ピアノリサイタル アンコール曲 ほか

2012年04月21日 | ピアノ・音楽

 遅くなりましたが先日のインゴルフ・ヴンダー氏ピアノリサイタルのアンコール曲です。

ホロヴィッツ作曲 風変わりな踊り

スクリャービン作曲 エチュードOp.8-12

モシュコフスキー作曲 火花

 とてもおしゃれに軽やかにこれらの曲を弾いていたヴンダー氏。のびやかでよかったです!

 ちなみにこのリサイタルの一部は、5月21日6時~、NHKBSプレミアムの「クラシック倶楽部」で放送されます。

 その二日後にもヴンダー氏のリサイタルがあったのですが、同日にニコライ・ボジャイノフ氏のリサイタルもあったとのこと。ニコライ氏の演奏はまだ聴いたことがないのですが、気になるなあ。ヴンダー氏に関しては二日後の会場のほうが、実は近かったのですが、出勤日でしかも時期的に行きづらい日だったので火曜日にしました。 それにしても、会場までの多少の距離の差はあるものの、気になる人のリサイタルが次から次へとあるような気がします。誘惑だらけ(汗 )。体とお金と時間があったら全部行きたいですが。。。そこは考えなくちゃ。

 ちなみにその後の仕事は変化だらけ、あっちいったりこっちいったりで忙しかったです。融通がきかないコンピュータに思いを伝えるのにも技術がいりますね(汗)


インゴルフ・ヴンダー氏 ピアノリサイタル

2012年04月18日 | ピアノ・音楽

 昨日はショパンコンクール第2位のインゴルフ・ヴンダー氏のピアノリサイタルに行ってきました。ずっと気になりながらもぎりぎりまで迷い、結局A席ドタ参加でしたが、彼の端正で瑞々しい演奏に心動かされた人がたくさんいたからでしょう、多くの人たちが来ていました。

 プログラムは以下の通りでした。

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 K. 333

リスト:超絶技巧練習曲集より 「夕べの調べ」

リスト:死のチャルダーシュ

休憩

ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58

ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22

そしてアンコール!明日リサイタルの方もいらっしゃるので、明後日以降に曲目を書きます。

 

磨きのかかった真珠のような音色は健在。モーツァルト、なんだか似合っていそうな気がしていましたが、よくあっていました。曲の輪郭を明確にとらえていて立体的な演奏でした。いつかモーツァルトの演奏の入ったCDを出してほしいという思いが。リスト、夕べの調べはモーツァルトと打って変わって迫力あふれたダイナミックな演奏でした。ピアノのすべての機能がフルに生かされていたような気がしました。死のチャルダーシュは、マゼッパからのプログラム変更で、初めて聴いた曲ですが、変化にとんだユニークな曲でした。弱音の細やかな動きがたくさんあり、演奏も非常に難しいと思いましたが、しっかりまとめていました。

休憩後ショパン。彼の演奏は歌心にあふれています。そしてその歌は単旋律だけではなく、内声も歌わせるべきところではしっかり歌わせていて、曲の魅力を引き出していると感じます。伴奏やオブリガードに邪魔されないように旋律を美しく浮だたせ、音と音との出し方のバランスをとろうと、隅々にまで心配っています。しかもそのような繊細な動きを瞬時ともいえるような高速で行っているのだから本当にすごいし大変だと思います。A席とはいえ、表情の見える席に座っていたのですが、一音一音、ベストの音を出すために最大限の力を振り絞ろうと闘っている表情でした。出てくる音とは違い、少なくとも端正ではなかったです。絶え間なく耳と体を瞬間瞬間で研ぎ澄ませていて、本当に、ものすごいエネルギーを出していると感じました。緊張のあまりでしょうか、ちょっと気になったところもあった(空耳かもしれません)のですが、彼の音楽への真摯な取り組みが感じられたよき演奏だったと思います。

アンコール、よかったですよ~リラックスした彼の素顔とやさしきサービス精神があふれたひとときでした。これらの曲の演奏もCDに出してほしいです。

終演後はCDを片手に長蛇の列に並びました。舞台袖から出てきた彼に大きな拍手が。CDにサインをいただいたところで、彼の音楽構成力と歌心に少しでもあやかりたいと思った次第です。

ヴンダー氏、伊熊よしこさんのブログによると、今後はベートーヴェンにじっくりと取り組むそうです。来年も来日するそうなので、チェックを入れているところです。

アンコール曲は明後日書きますのでお楽しみに(^^)


レッスン

2012年04月11日 | ピアノ・音楽

 昨日はレッスンでした。練習時間が取れた気がしないまま行きましたが、メトロノーム効果、あったようです。そして、先日の日記に書いた難しい箇所、半音(黒鍵)、全音(白鍵)、半音 (黒鍵)の和音は、その前後のつながり方をみてみることが大切。同じような和音がつながっている場合、場所によっては真ん中の全音(白鍵)がキーになっていることが。それからすべての音を同じような音量で出そうとしたら絶対に無理があるというのも明らか。苦手意識はすぐにはなくならないと思いますが、こうしたらよいという方向が見えてきました。

 あと、音の長さ、次の音への音域が広い場合の前には短くなりやすい傾向が。4分音符が8分音符になったりしていました。言葉では直すのは簡単そうなのですが、弾いてみるとできていないところがありました。奥深い。。。

 二音の間というのが、実は、一番奥深いのかもしれませんね。

 ちなみに初音ミクの音声はよく作られていると思いますが、音の間の母音がぷつっと切れていて舌足らずな感じがするところが弱点のようですね。