7月10日(火)午後5時半から銀座で新聞社時代の組合活動仲間たちと久しぶりに懇親会の席をもった。キッカケは5月に開かれた「社友会」の席上で懐かしい顔ぶれと会ったことに始まる。毎年1回この時期に開催され、パレスホテルに400人ほどが集まる。O社長の乾杯のあいさつが終わると、パーティになる。ウーロン茶を片手にホール内を巡回して、それぞれの近況などを話題に花が咲く。その中で出版部門にいたK氏から懇親会開催の申し出を受けた。
その場で幹事役のT氏とも会えて、7月の開催を決める。場所は私が考えると伝えたが、会費は5千円前後というので皆が満足できそうな店を探す。結局、皆の便がよい銀座界隈にする。たまには牛肉料理も良いと思い、「牛肉居酒屋 四方善(よんぽうよし)」を予約した。T氏の精力的な連絡のおかげで9人が集まることになった。残念ながらNI氏夫妻は親の介護のため欠席になった。メンバーは皆「古希」を過ぎているから、「老老介護」の時代になっている。
店に人数の連絡を入れがてら、料理の大まかな注文を済ませた。当日は打ち合わせをしたいと思い、5時15分ごろ妻とともに店に行った。妻とは同じ経理局の職場で彼女も労働組合青年婦人部の副部長をした経歴をもっている。店に着くと、T氏、K氏はすでに到着していた。5時半近くなったのでとりあえず生ビールを頼む。その後、N氏、F氏、O氏、I氏が現れ、最後に登場したのはS氏で全員が集合した。改めて生ビールで乾杯して二年ぶりの懇親会が始まった。
牛肉居酒屋だから前菜はローストビーフ、この店評判のカルビやハラミ、ロースのセットが生野菜とともに供される。サラダは二種類でグリーンサラダとシーザーサラダ。皆年を重ねているから野菜を取ることが大事だ。ビールの後は店の主人が探したというチリの赤、白ワインをボトルで二本づつ頼んだ。ボトルはそれぞれ1,800円という安さだが、結構いける。私たちの労働組合時代は活動が活発で、賃金・一時金闘争や「男女別賃金格差」撤廃などに取り組んだ。
「支部書記長選挙」は忘れがたい思い出の一つである。また青年婦人部活動として、夏場には高原で、冬場にはスキー旅行など多彩な文化・スポーツ催事も実施した。皆にとって懐かしい思い出だが、あれからすでに50年近くが経過している。T氏が音頭を取って、それぞれの近況報告をすることになった。皮切りはT氏で、孫の世話を毎日楽しくやっていることを楽しそうに話す。K氏は出版局の出身だが、今でも週に数回出版業務を手伝っているという。「自由人」の風格は変わらない。
製作分野で「鉛中毒」という職業病の経験者であるN氏は相変わらず飄々としており、日々の生活を楽しんでいるようだ。I氏は体調がすぐれず、この日はノンアルコールで通した。それでも仲間と会えて嬉しそうだ。世話役的な役割が得意なO氏は皆を気遣って、話に耳を傾ける。いくつになっても性格は変わらない。私の青年婦人部時代に部長を務めた印刷のF氏は若々しく当時の面影を色濃く残している。持ち前の元気で大きな声は変わらず、前向きに生きているようだ。

最後に現れたS氏は退職後、ボランティア活動に目覚め、東日本大震災から西日本豪雨などに積極的に参加しているという。この日も活動してきたというからえらい。それぞれがそれなりの活動を継続して、人生を謳歌しているのかもしれない。メニューは「牛筋の煮込み」、「牛かつ」などが続き、締めは「ソバメシ」でフィニッシュ。二時間半が過ぎて、そろそろ散会しようと思ったが、話題が盛り上がって、皆名残惜しそうだ。参加できるメンバーで二次会に行くことにした。
場所は私も久しぶりのバー「サンボア」銀座店だ。まだ時間が午後9時前なので、奥のテーブル席を確保できた。皆にはこの店名物の氷なしの「ハイボール」を奨める。サントリーの角瓶を冷凍庫で冷やし、冷えた炭酸をグラスぎりぎりまで注ぐ。改めて再会を祝して乾杯する。調子が出てきたF氏をはじめ喧々諤々の議論になり、周りの迷惑になったようで、店長から「もう少し会話のトーンを下げて」と注意されてしまった。皆元気すぎる懇親会になった。
その場で幹事役のT氏とも会えて、7月の開催を決める。場所は私が考えると伝えたが、会費は5千円前後というので皆が満足できそうな店を探す。結局、皆の便がよい銀座界隈にする。たまには牛肉料理も良いと思い、「牛肉居酒屋 四方善(よんぽうよし)」を予約した。T氏の精力的な連絡のおかげで9人が集まることになった。残念ながらNI氏夫妻は親の介護のため欠席になった。メンバーは皆「古希」を過ぎているから、「老老介護」の時代になっている。
店に人数の連絡を入れがてら、料理の大まかな注文を済ませた。当日は打ち合わせをしたいと思い、5時15分ごろ妻とともに店に行った。妻とは同じ経理局の職場で彼女も労働組合青年婦人部の副部長をした経歴をもっている。店に着くと、T氏、K氏はすでに到着していた。5時半近くなったのでとりあえず生ビールを頼む。その後、N氏、F氏、O氏、I氏が現れ、最後に登場したのはS氏で全員が集合した。改めて生ビールで乾杯して二年ぶりの懇親会が始まった。
牛肉居酒屋だから前菜はローストビーフ、この店評判のカルビやハラミ、ロースのセットが生野菜とともに供される。サラダは二種類でグリーンサラダとシーザーサラダ。皆年を重ねているから野菜を取ることが大事だ。ビールの後は店の主人が探したというチリの赤、白ワインをボトルで二本づつ頼んだ。ボトルはそれぞれ1,800円という安さだが、結構いける。私たちの労働組合時代は活動が活発で、賃金・一時金闘争や「男女別賃金格差」撤廃などに取り組んだ。
「支部書記長選挙」は忘れがたい思い出の一つである。また青年婦人部活動として、夏場には高原で、冬場にはスキー旅行など多彩な文化・スポーツ催事も実施した。皆にとって懐かしい思い出だが、あれからすでに50年近くが経過している。T氏が音頭を取って、それぞれの近況報告をすることになった。皮切りはT氏で、孫の世話を毎日楽しくやっていることを楽しそうに話す。K氏は出版局の出身だが、今でも週に数回出版業務を手伝っているという。「自由人」の風格は変わらない。
製作分野で「鉛中毒」という職業病の経験者であるN氏は相変わらず飄々としており、日々の生活を楽しんでいるようだ。I氏は体調がすぐれず、この日はノンアルコールで通した。それでも仲間と会えて嬉しそうだ。世話役的な役割が得意なO氏は皆を気遣って、話に耳を傾ける。いくつになっても性格は変わらない。私の青年婦人部時代に部長を務めた印刷のF氏は若々しく当時の面影を色濃く残している。持ち前の元気で大きな声は変わらず、前向きに生きているようだ。

最後に現れたS氏は退職後、ボランティア活動に目覚め、東日本大震災から西日本豪雨などに積極的に参加しているという。この日も活動してきたというからえらい。それぞれがそれなりの活動を継続して、人生を謳歌しているのかもしれない。メニューは「牛筋の煮込み」、「牛かつ」などが続き、締めは「ソバメシ」でフィニッシュ。二時間半が過ぎて、そろそろ散会しようと思ったが、話題が盛り上がって、皆名残惜しそうだ。参加できるメンバーで二次会に行くことにした。
場所は私も久しぶりのバー「サンボア」銀座店だ。まだ時間が午後9時前なので、奥のテーブル席を確保できた。皆にはこの店名物の氷なしの「ハイボール」を奨める。サントリーの角瓶を冷凍庫で冷やし、冷えた炭酸をグラスぎりぎりまで注ぐ。改めて再会を祝して乾杯する。調子が出てきたF氏をはじめ喧々諤々の議論になり、周りの迷惑になったようで、店長から「もう少し会話のトーンを下げて」と注意されてしまった。皆元気すぎる懇親会になった。