フランスのオランド大統領は、パリ同時テロを受けて出した非常事態宣言について、来月下旬の失効を前に、
さらに3カ月間の延長を目指す方針を固めた。
「君たちに憎しみという贈り物はあげない」
平成27年11月20日各紙が掲載した、パリ同時多発テロで妻を亡くしたフランス人ジャーナリスト
アントワーヌ・レリスさんがテロリストに向けてつづった文章を抜粋して紹介します。
「金曜日の夜。君たちは特別な人の命を奪った。私の最愛の人であり、息子の母親だ。
だが、私は君たちを恨まない」「私は君たちに憎しみの贈り物をあげない。君たちはそれを
望んだのだろうが、怒りで憎しみに応えるのは、君たちと同じ無知に屈することになる。
君たちは私が恐れ、周囲に疑いの目を向けるのを望んでいるだろう。安全のために自由を犠牲に
することを望んでいるのだろう。それなら、君たちの負けだ。私はこれまでと変わらない」
「私と息子は2人になった。でも世界中の軍隊よりも強い。…彼は生後17ヶ月で、いつものように
おやつを食べ、私たちはいつものように遊ぶ。そして幼い彼の人生が幸せで自由であり続けることが
君たちを辱めるだろう。彼の憎しみを勝ち取ることもないのだから」
さらに3カ月間の延長を目指す方針を固めた。
「君たちに憎しみという贈り物はあげない」
平成27年11月20日各紙が掲載した、パリ同時多発テロで妻を亡くしたフランス人ジャーナリスト
アントワーヌ・レリスさんがテロリストに向けてつづった文章を抜粋して紹介します。
「金曜日の夜。君たちは特別な人の命を奪った。私の最愛の人であり、息子の母親だ。
だが、私は君たちを恨まない」「私は君たちに憎しみの贈り物をあげない。君たちはそれを
望んだのだろうが、怒りで憎しみに応えるのは、君たちと同じ無知に屈することになる。
君たちは私が恐れ、周囲に疑いの目を向けるのを望んでいるだろう。安全のために自由を犠牲に
することを望んでいるのだろう。それなら、君たちの負けだ。私はこれまでと変わらない」
「私と息子は2人になった。でも世界中の軍隊よりも強い。…彼は生後17ヶ月で、いつものように
おやつを食べ、私たちはいつものように遊ぶ。そして幼い彼の人生が幸せで自由であり続けることが
君たちを辱めるだろう。彼の憎しみを勝ち取ることもないのだから」